タイガース・前田健太 WS第2戦、山本由伸のジャッジ斬りを称賛「技術、バッテリーの配球が勝った」

2024年10月28日 23:08

野球

タイガース・前田健太 WS第2戦、山本由伸のジャッジ斬りを称賛「技術、バッテリーの配球が勝った」
タイガースの前田健太(AP) Photo By AP
 タイガースの前田健太投手(36)が28日、テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)に生出演。ワールドシリーズ第2戦で好投したドジャースの山本由伸投手(26)について言及した。
 25日(日本時間26日)にロサンゼルスで開幕したメジャーリーグのワールドシリーズ。ヤンキースとの第1戦ではドジャース・大谷が1点を追う8回にWS初安打の右越え二塁打で同点劇を演出。延長10回はフリーマンがWS史上初の逆転サヨナラ満塁弾を放ち先勝。26日(同27日)の第2戦では、先発投手の山本が6回1/3を1安打1失点と好投し4―2で勝利、連勝を決めた。

 前田は第2戦の山本の好投について「素晴らしいピッチングだった。凄く状態が上がってきていると思いますし、全球種しっかりといい状態で投げられている」と分析。続けて「特にジャッジ選手を完璧に抑えたので、そこが凄く大きい」と指摘した。

 1―1の同点の3回2死走者なしで迎えたジャッジの第2打席。山本はカウント2―2からインコース高めのストレートを投じ右飛に仕留めた。前田は「コースも高さも完璧。素晴らしいボール」と称賛。

 さらに4―1とリードした6回2死走者なしで迎えた第3打席では、カウント2―2からインコースへのスプリットで空振り三振に斬った。前田は「バッターとしてはさっきのインコースへのストレートが頭に残っている。同じコースからの(球種の)投げ分けで、ジャッジ選手からはストレートに見えたんじゃないかなと思う。このボールも本当に最高のボール」と褒め称えた。「山本投手の技術、バッテリーの配球が勝った」と説明した。

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