ポニーリーグ
奈良ポニーFOD 6回コールド!9月の全国大会出場決めた!
2020年08月25日 22:22
野球
「2人凡退していたので、何でも良いので出塁しようと思っていました。そうすれば3~5番が還してくれると思っていました」
コールドの起点となった森井大成主将が声を弾ませた。12―4で迎えた6回は先頭から2人が凡退。3者凡退だけは避けたい場面で、8球粘った末に四球を選んだ。そこから再び打線がつながり2得点。初回からの毎回得点で、堺・京都連合をねじ伏せた。
「最近は4番としての役割を果たせていなかったので、きょうは勝利に貢献できて良かったです」
2年生で4番を任される森井奏太外野手が打線を活気づけた。1点を先制した直後の初回は左前タイムリー。4点差に追い上げられた直後の4回には、右中間へ適時二塁打をかっ飛ばした。平日はシャトルマシンを用いて自宅で打ち込み。センターの守備でも好守を見せ、チームを引っ張った。
「6回の攻撃でも簡単に終わることなく粘りを見せ、点数を取ることができた。キャプテンが勝負所、試合の決め方を理解してやってくれた。4番も仕事をしてくれたと思います」
堀泰人監督はチームの成長を称えた。あす23日は兵庫神戸との3位決定戦。全国へ弾みをつけるためにも、必勝を期す。