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宜野湾ポニーズ ソフトB東浜の“はとこ”最速141キロ右腕・東浜成和「一勝一勝積み重ねて」全国制覇を

2023年03月22日 06:00

野球

宜野湾ポニーズ ソフトB東浜の“はとこ”最速141キロ右腕・東浜成和「一勝一勝積み重ねて」全国制覇を
暗闇の中のマウンドでピッチングフォームをみせる東浜(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 選抜大会屈指の好投手として注目を集めるのが、宜野湾ポニーズの東浜成和投手だ。中学2年生ながら、最速は141キロをマーク。1メートル80の長身から投げ下ろす角度あるストレートを、打ち崩すのは容易ではない。
 「全力で一勝一勝を積み重ねていきたい。自分は四球を出さず、変化球もしっかり投げ分けて、チーム一丸となって戦いたいです」

 全国大会に向けて意気込む快速球右腕には、野球選手として誇れるDNAがある。昨年5月11日の西武戦でノーヒットノーランを達成するなど、ソフトバンクの中心選手として活躍する東浜巨投手とは「はとこ」の関係。小さい頃には遊んでもらったこともあるそうで、今では「動画を見たりして、よく研究しています。自分も東浜選手のように芯があって、メンタルの強い投手になりたい」という憧れの存在だ。

 外野手として出場していた昨夏の全日本選手権は、決勝で江東ライオンズに敗れて準優勝。あと一歩の悔しさを痛感した。「先輩たちの悔しさを見てきている。準優勝も悔しかったですし、取り返すつもりでいます」。オリックス・宮城大弥や、マーガード真偉輝キアン(星稜→日体大)を指導してきた知名朝雄総監督をして「この時期では彼らより速い」と言わしめる逸材。本来の力を発揮できれば、春の頂点は一気に近づいてくる。

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