こだわり旬の旅
【滋賀・琵琶湖】地上1100mの絶景劇場開幕!ロープウェーで空中散歩→息をのむ琵琶湖の大パノラマが!
2024年05月03日 17:00
社会
だが、これも序章でしかなかった。標高1108メートルの打見山の山頂駅からすぐのエリアに広がる「びわ湖テラス」の「The Main」。シンボル「Grand Terrace(グランドテラス)」の3段構造のウッドデッキに立つと、雄大な琵琶湖を北から南まで一望でき、その景観に圧倒される。デッキを移動するごとに趣が変わり、ソファやチェアに座ると、デッキの前に設けられた水盤が同色の琵琶湖に溶け込んでいくよう。息をのむようなインフィニティ景観に、思わず声を出したくなるほどだ。
ここから回廊でつながる「North Terrace(ノーステラス)」も負けていない。ウッドデッキを囲むようにより大きな水盤が設けられ、座席利用とフード・ドリンクのセットプランが楽しめる「インフィニティラウンジ」も。デッキは北側に向いており、湖の中に立つ鳥居や、天気のいい日は北アルプス、中央アルプスまで見えるという。
劇場は終わらない。山頂駅から2つのリフトを乗り継いだ先の、びわ湖バレイで最も高い標高1174メートルの蓬莱山山頂には、360度のパノラマビューが楽しめる「Caf,e 360」が。訪ねたのは営業(4月23日から)前でアーチ状のデッキには立てなかったが、10月末まで「360スタンド」で販売するボトルドリンクを飲みながら、京都や大阪の街並みまで望むことができるという絶景スポットだ。
もちろん、テラスだけではない。山頂駅近くには揺れる橋や丸太渡りなど全33コース、33アイテムをクリアして進むアトラクション「スカイウォーカー」、2つのリフトの間には絶景ブランコなど40種類もの遊具が無料で利用できる「遊びの広場」も。疲れたらグランドテラスに隣接した「テラスカフェ」や「グリルダイニング&バー HALUKA」などで食事するのも良し。至高の眺望が満喫できる“天空の特等席”に拍手喝采だ。
▽行かれる方へ JR湖西線志賀駅からバスで約10分。車は湖西道志賀ICから約5分(駐車料1000円)。ロープウェーは往復3500円。ノーステラスのセットプランは3100円。スカイウォーカーは3000円。問い合わせはびわ湖バレイ=(電)077(592)1155。