道中、ユニークなグルメに出会った。記念館別館にあるレストラン「伊吹庵」=(電)0584(47)7227=の「関ケ原合戦弁当」(税込み1200円)。鶏そぼろや錦糸卵(西軍)、牛そぼろや酢飯(東軍)、地元野菜など武将ゆかりの素材で作られた弁当で、週替わりで白味噌・丸餅(西軍)か、赤味噌・角餅(東軍)が入った合戦汁がセットの定食は同1600円(金土日祝日限定)。アイデアに満ちた一品だ。
記念館から徒歩約30分の合戦テーマパーク型史料館「関ケ原ウォーランド」(入館料500円)に隣接する近江牛一頭買鉄板ダイニング「天満」=(電)同(76)2929=のステーキ料理(同2900円から)も楽しい。シェフが“エンターテイメント鉄板焼きショー”として目の前で肉を焼いてくれるのだ。人気はブランデーなどを鉄板に落としてアルコールを飛ばすフランベだが、燃え上がる炎が東西対決のそれにも見えて興味深かった。