こだわり旬の旅
【福井】7万年の歴史がここに!“世界一の縞模様”が見られる「年縞博物館」
2022年11月02日 19:59
社会
2階の年縞ギャラリーでは45メートルの年縞を横にして展示。現在から過去へ、途中太かったり色が違ったりするが、地震や噴火などその年の変化を表すもの。別のコーナーでは、20万年以上前にアフリカで誕生した人類ホモ・サピエンスが世界各地に広がったのは7万年前からとしており、人類活動の歴史が年縞の中に網羅されていることになる。水月湖が「奇跡の湖」とも呼ばれるユエンだ。
その水月湖は年縞博物館から車で約15分、「レインボーライン山頂公園~三方五湖に浮かぶ天空のテラス」(入園料乗り物含め1000円)=(電)同2678=から望むことができた。無料になったばかりのレインボーラインを通り、レストランやショップがリニューアルされた駐車場からリフトかケーブルに乗って約5分。梅丈岳(標高約400メートル)の山頂ではおしゃれなテラスが待っていた。美浜テラス、中央テラス、五湖テラス、若狭テラス、茶屋テラスの5つで、歩きながら回れば360度の大パノラマが一望の下。中でも美浜テラスは足湯に入りながら、日本海と水月湖、菅湖、三方湖、久々子湖、日向湖の五湖すべてを一望できる絶景ポイント。水面が輝く美しい水月湖を見ていたら、湖底に吸い込まれそうだった。