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【千葉・南房総】東京湾一望!ゴルフ場で絶景グランピング アクティビティもたっぷり

2023年11月04日 15:00

社会

【千葉・南房総】東京湾一望!ゴルフ場で絶景グランピング アクティビティもたっぷり
白い半球体のテントが点在するマザー牧場グランピングGreen Base。彼方には海や工場地帯が見える Photo By スポニチ
 かねてから気になっていたグランピングに泊まった。3月にオープンした千葉県君津市の「マザー牧場グランピング Green Base」で、マザー牧場のグループ会社、鹿野山ゴルフ倶楽部にあるユニークな施設。大自然に加え、アクティビティも用意されており、ゴルフをしなくても満足度は十分。海沿いでは寿司や絶景を楽しみ、南房総の秋を満喫した。
 ホテル並みのサービスを野外で楽しむというグランピング。所詮はキャンプと思っていたが、都内から車で1時間半のGreen Baseに到着し、受付のあるBase棟に入ると、そんな思いは吹き飛んだ。ロビーの前には白い半球体が緑の芝生が点在し、隣にゴルフ場、その向こうに東京湾、神奈川県の工場地帯まで一望できる。まさに絶景。一気にハートをつかまれた。

 元々ゴルフ場の浅間コース1番ホールだったという約6800平方メートルの敷地に目を戻すと、半球体に見えたのはドームテントでその数14棟。ほかにコットンテント4棟、コテージ3棟の計21棟が鹿野山の大自然に包まれ、秘密基地のようにたたずむ。

 ウエルカムドリンクのサングリアを飲むのもそこそこに、その一つ「グランBase」へ。最高グレードのドームテントで、直径6メートルの内部は広々として、大型ソファにセミダブルベッドが2つ。冷蔵庫はビールやジュースなどが入った無料のミニバーになっており、冷暖房やWi―Fiも完備。ビニールの窓は大きく、シャワーやトイレが別棟なのを除けばホテル並みの快適さだ。

 エンタメ性も十分。サウナストーンに水をかけ水蒸気を発生させるロウリュウを楽しみながら汗を流すバレルサウナ(有料)があれば、生クリームを入れた小瓶を10分ほど振れば出来上がるバター作り体験、アルパカなどとのふれあい、パターゴルフ、キャンプファイヤーなど、アクティビティ(無料)もいろいろ。

 クライマックスはテント外に設置されたバーベキューコンロでのBBQディナー。牛リブステーキ(360グラム)やマザー牧場手作りソーセージ(200グラム)、焼き野菜などボリュームたっぷりのメニューが並び、肉や野菜をジュージューと焼いて食べながらビールをグイ!これぞグランピングの醍醐味だろう。

 翌日はマザー牧場特製ハムを使用したサンドイッチにサラダ、同牧場牛乳などの朝食に、同牧場ハム・ソーセージ工房の草なぎ工房長お薦めのホットドックを提供してくれるモーニングサービス。どれもが新鮮で完食だ。

 お腹を満たしたら、車で約10分のマザー牧場へ。こちらも宿泊者に限り入場料、駐車料とも無料で、童心に帰って牛の手しぼりを体験。都会の喧噪から逃れ、プライベート空間で過ごす優雅な時間に、日常生活を忘れそうだった。

 ▽行かれる方へ 館山自動車道から車で約15分。ドームテントには滑り台やボルダリングがあるアスレチックタイプや犬と一緒に泊まれるタイプも。1室2人利用で1泊(夕朝食付き)4万3000円から。サウナは1組4人で2時間5000円。問い合わせはGreen Base=(電)0439(37)3314。

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