「ふてほど」歌声も!錦戸亮5年ぶり“復帰”ネット話題「面影w」新旧ゆずる古田新太とホクロつながり裏側
2024年02月24日 12:00
芸能
宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。
第5話は「隠しごとしちゃダメですか?」。ついに昭和と令和の人物関係が明らかになった。
事前には昭和パートの“重要な役柄”としか明かされず、実質的にシークレットだったが、錦戸が演じたのは小川市郎(阿部サダヲ)の一人娘・小川純子(河合優実)と知り合うディスコの黒服・犬島ゆずる役。第4話(2月16日)のラストに登場した犬島渚(仲里依紗)の父・犬島ゆずる(古田新太)の若かりし頃。純子はゆずると結婚、渚は市郎の孫だった。
バブル崩壊とともにディスコ産業衰退後、ゆずるは実家の仕立屋を継ぐため、一家で神戸に移住。当初、2人の結婚を認めず、渚も抱かなかった市郎だが、1995年1月16日、純子に連れられて神戸へ。ゆずるが背広を仕立てた。採寸に時間がかかり、終電を逃した市郎は純子、ゆずると朝まで居酒屋で過ごし、打ち解けた。
都内にある「テーラーINUSHIMA」を訪れた令和の市郎は、86年から9年後に自分と純子を待ち受ける運命を知った。ゆずるが神戸から持ってきていた背広に“29年越し”で袖を通す。裏地には「小川市郎」の刺繍――。
錦戸はディスコシーンなどでダンス、恒例のミュージカルシーンで歌声も披露。SNS上には「錦戸くんが古田さんになるw面影なしw」「結婚の許しを乞うダンスにゲラゲラ笑っていたのに、最後こんな展開になるなんて…」などの声。話題を集めた。
ゆずるのキャラクターについては「昭和の時代はユズルみたいな男が当たり前というか、あのヘアスタイルも含め、それがカッコいいとされてて…あの頃ブイブイしてた人はこんな感じなんやっていうのは思いました。でも、凄いものを背負ってるわけじゃないですか。古田さんはそれをさらに受けた感じで演じなあかんことを考えると、古田さんは大変ですよね。僕はもう無邪気に、その昔の思い出をやって、その中でキラキラしとかないとと思いながら演じてました」と述懐。
“自身のゆずる”が“古田のゆずる”になることには「メイクだとホクロがつながってるらしいです。僕のホクロは古田さんが、古田さんの耳のホクロを俺がずっと描いてました」と舞台裏を明かした。
次回は第6話「昔話しちゃダメですか?」(3月1日)が放送される。