俳優の松尾貴史(63)が24日、TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲスト出演。演技指導を装い、女性に性的暴行をしたとして、20日に警視庁捜査1課に準強姦(ごうかん)の疑いで逮捕された映画監督で会社役員の榊英雄容疑者(53)について言及した。
番組内で、TBSの出水麻衣アナウンサーが榊容疑者が逮捕されたニュースを読み上げた。これを受けて松尾は「本人は冤罪を主張しているそうで、僕はその場にいたわけではないので何とも言えないのですが…」と前置きした上で「それにしても李下で冠を正さずってこの時代に何を考えてるんですか。演出したり監督したりする人がその辺の想像力欠如してたらもうダメなんじゃないのっていう気がしますよ」と怒りをあらわにした。
榊容疑者は、マンションの一室で当時女優を目指していた20代女性に「映画に出るならヌードになることもあるだろ」との趣旨の発言をしたことも判明。松尾は「2人だけでこんなこと言ったら、どう言われても言い逃れできないなっていう想像力をアーティストが持ってないっていうのはおかしい気がします」と述べていた。