柏木由紀が卒業 AKB17年の歴史に幕 さっしー、こじはる、たかみな、あっちゃんらが“お祝い”

2024年03月17日 05:00

芸能

柏木由紀が卒業 AKB17年の歴史に幕 さっしー、こじはる、たかみな、あっちゃんらが“お祝い”
コンサート終了後、取材に応じる柏木由紀(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 AKB48歴17年の柏木由紀(32)の卒業コンサートが16日、神奈川・ぴあアリーナMMで開催された。モーニング娘。など他を含めても、女性アイドルグループでの所属日数は、日本芸能史上歴代最長の6210日。“日本一のレジェンドアイドル”が、ついにフィナーレ。「今日一日が17年間の中で一番楽しくて幸せだなと改めて思います」。後輩メンバー一人一人から花を渡されたドレス姿の柏木は、万感の思いに浸った。
 思い出ソングをずらりと並べた。オープニングは、第3回AKB48選抜総選挙3位で初めて神セブンとなった翌2012年に、3人ユニット「フレンチ・キス」で歌ったソロ曲。06年に故郷の鹿児島からAKBオーディションを受けに上京した自分を歌ったバラード「火山灰」でスタートした。「ポニーテールとシュシュ」などのヒット曲や、初センターシングル「Green Flash」など全33曲に出演し切った。

 ゲストも豪華だった。公私に仲良しの宮澤佐江(33)を皮切りに、フレンチ・キスの倉持明日香(34)と高城亜樹(32)。先輩の高橋みなみ(32)、峯岸みなみ(31)、さらに指原莉乃(31)や小嶋陽菜(35)。人気タレント、ファッションインフルエンサー、既婚者、母親に妊婦と、それぞれの道を歩むかつての先輩や元同僚が大勢駆け付けてくれた。前田敦子(32)や元モー娘の石川梨華(39)らからビデオメッセージも届いた。

 アンコールでは、17年前に一緒にデビューした初代チームBの面々と並んだ。AKBの卒業曲「桜の花びらたち」は、現役46人と卒業生15人の合計61人で合唱。昨年だけで32人が卒業と一気に人数を減らしていたAKBが、久しぶりに大所帯でステージを埋め尽くした。往年のAKB48をほうふつさせる壮観な景色を、再現してみせたゆきりんは、4月30日の劇場公演で、愛着深いグループから卒業する。

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