鄭大世氏 驚いた北朝鮮代表の練習環境 「ユニホームの背番号がひび割れてきたり…」そのワケ
2024年03月17日 18:51
芸能
父は韓国籍、母は朝鮮籍で、鄭大世氏自身は日本生まれ、日本育ち。現役引退まで日本、ドイツ、韓国でプレーしており、北朝鮮代表に初選出されたのは2007年。他国では考えられないような練習環境に驚いたという。
まず「ユニホームを自分で管理する。洗濯をするんですよね」。日本代表などは管理してくれる専任のスタッフがいるが、北朝鮮代表は全て自己管理だった。さらに「本番のユニホームで練習している」とも。練習用のユニホームを持たず、1人数枚配られるだけで試合も含めてやりくりしなければならず「背番号とかひび割れてきたりとかありました。試合用に新しいのを残しておくようにしていた。サイズもまちまちだった」と振り返った。
W杯の際は試合後に相手とユニホーム交換するため、「前半はぴったりめが好きなのでそれを着て。次の試合でそれを着たいので、後半はゆったりめなのを着て交換していた。僕はカカのユニホームをもらいました」と明かし、スタジオから羨望のまなざしを向けられていた。