新木優子 失敗を恐れなくなったきっかけは名優からの一言「救われたというか、大丈夫なんだと」
2024年03月17日 17:10
芸能
主演作ということで、強い意気込みは緊張となって表れ、現場ではNGを繰り返した。そんな時、優しい一言をかけてくれたのが、故・大杉漣さんだったという。大杉さんは新木演じる主人公の祖父役だった。
「初めて大杉漣さんと一緒のシーンだったんですけど、病院のシーンで、せりふが全然出てこなくて。その時に大杉漣さんが“間違えるのは誰にでもあることだから、そんなに緊張しなくていいんですよ”って、すごく優しく声を掛けていただいて。すごく救われたというか、大丈夫なんだ、失敗してもと」
大杉さんとは、MCの「極楽とんぼ」加藤浩次も共演歴があるという。緊張してあいさつすると「“加藤君、そんなのいいから、Jリーグの話をしようよ”って。僕も一気に和みました」と、新木の話に共感した。新木も「本当に気さくで、“れんれんって呼んで”みたいな」と懐かしそうに話していた。
「変わりました。失敗してもいいから、とにかくやりたいように、挑戦していこうというか。こういうことをやってみよう、ああいうことをやってみようって…やれなかったので、それまでは」。大杉さんの一言で、失敗を恐れなくなったという新木。「やってみて、おもしろいじゃんと言ってもらえることがあったりしたので、それができるようになりましたし、変わりましたね」。天国の“おじいちゃん”に、感謝を口にしていた。