明石家さんま&川口春奈が親子役!フジテレビ「心はロンリー 気持ちは『・・・』FINAL」放送決定

2024年03月18日 05:00

芸能

明石家さんま&川口春奈が親子役!フジテレビ「心はロンリー 気持ちは『・・・』FINAL」放送決定
明石家さんま(左)、川口春奈 Photo By 提供写真
 フジテレビは、4月27日(土)後9・00から「心はロンリー 気持ちは『・・・』FINAL」を放送すると発表した。
 明石家さんまが主演を務める伝説のスペシャルドラマシリーズが、前作から実に21年ぶりに復活!通算12作目となる今作。本作のヒロインとして川口春奈が、さんま扮(ふん)する主人公の一人娘を演じる。川口がフジテレビのドラマに出演するのは、2022年10月期の大ヒットドラマ「silent」以来、約1年半ぶりとなる。

 「心はロンリー気持ちは『・・・』」は、明石家さんまが主演を務め、三宅恵介をはじめとする「オレたちひょうきん族」の制作スタッフ、そして、後に「踊る大捜査線」シリーズや「教場」シリーズなどの脚本を手掛ける君塚良一とタッグを組んで作り上げた、一大ギャグドラマ。シリアスな物語の中に、たくさんのナンセンスな笑いを散りばめた、遊び心満載の異色作として、1984年から2003年にかけて、11本が制作されたヒットシリーズ。

 今作は21年ぶりに復活。恋愛ものからサスペンスまで、これまでさまざまなジャンルに挑んできたこのシリーズだが、今回は、心温まる人間ドラマが展開。主人公のベテラン刑事・轟木竜二(とどろき・りゅうじ)に、さんまが扮し、定年を間近に控え、“最後の事件”に立ち向かう轟木とその家族の物語が、情感豊かにつづられていく。

 明石家は「毎回、細かいギャグまで作り込んでるんで、制作費もすごく掛かるんですね。だから、もう二度とできないだろうなとあきらめていた」と告白。製作の経緯を「ある日フジテレビの元スタッフから、“『心はロンリー』をもう一度やってください”とお願いされまして。“でも、たとえ自分が関われなくても、『心はロンリー』の新作を作ってほしいんです”と言われて。そんな熱い思いに心打たれて、動き出した企画なんです」と説明した。「今日に至るまで、だいぶ苦労しましたけどね」と苦労の末に完成した力作だと強調した。

 本シリーズの魅力を「良くも悪くも、伝わりにくいギャグが多いっていう(笑)特に初期の頃は、打ち合わせを夜遅くまでやってたんで、ほとんどが深夜3時くらいに思い浮かんだギャグなんですよ(笑)。思いついたときはみんなでゲラゲラ笑ってるんだけど、実際に撮影して、あとで見てみたら全然面白くない…ということも多々ありました(笑)。ギャグの意味がわからないってよく言われるんですけど、逆にそこがたまらないと言ってくれるファンもいるんで、そこは見どころなのかなと」と分析。
 
 今作は「これまでよりもわかりやすいように作ったつもりではあるんですが、それでも、一回見ただけでは気が付かないギャグもたくさんあると思います(笑)」と見所満載だと語った。

 第1作の田中美佐子をはじめ、今井美樹(第4作)、黒木瞳、賀来千香子(ともに第6作)、松下由樹(第10作)、飯島直子(第11作)ら、これまでそうそうたる顔ぶれがヒロインを務め、さんまと豪華共演を繰り広げてきた本シリーズ。記念すべき最新作のヒロインには川口が抜てき。

 警察官である父親に対し、愛憎相半ばする複雑な感情を抱き続ける和来を、“今、最も注目を集める女優”がどのように演じるのか。そして、さんまとともに、一体どんな“父と娘”を表現してみせるのか、期待は高まる。

 川口の印象を明石家は「こういう特殊なドラマなんで、最初は断られると思ってたんです。でも、ダメ元でオファーしてみたら、即OKの返事が返ってきて。びっくりしましたね、“大丈夫?”って(笑)」と語り、「いざ撮影が始まったら、さらに驚いたことがあって。彼女は、現場でいきなり“これやってくれ”“あれやってくれ”って言われても、戸惑ったり、疑ったりするところが一切ないんですよ。“はい、わかりました!”言うて、全部やってくれる。それと、お芝居の“抜き方”が抜群にうまいんです。そのへんの呼吸も、すごく僕と合うなと思いました」と撮影を振り返った。

 出演のオファーを受けた川口は「最初は、フジテレビの大きな企画で、さんまさんと親子役で…というお話を突然聞かされて、びっくりしちゃいました。ただ、バラエティーではなく、ドラマという枠組みで、しっかりお芝居をするということだったので、とてもうれしかったです」と喜びのコメント。

 明石家との共演は「撮影が始まるまで、実はずっと緊張していたんです。もちろん楽しみな気持ちもありつつ、一方で“どうしよう、自分にできるかな…”という不安もあった」という。

 「でも撮影の初日、さんまさんが、さんまさんのままで(現場に)入ってこられたんです(笑)。その姿を見た瞬間、一気に緊張が解けて、リラックスできたのを覚えています」と明石家の心配りに感謝した。

 最初は緊張していた川口も「こんなに楽しい現場は初めてじゃないかと思うくらい、とにかく楽しかったです!普段のドラマの現場とは全く違って、どのシーンの撮影も、お祭りのような感じで。“ドラマを撮っているんだけど、ドラマを撮っているんじゃない”みたいな(笑)、でも、すごく中身の濃い、独特な空気感を味わっていました」と本シリーズの真骨頂ともいうべき、劇中の随所に散りばめられたギャグシーンの数々に、川口も参戦し、今までにないドラマの形を楽しんだ。

 “お笑い怪獣”のさんまをして「伝わりにくいギャグ」と言わしめる、高度な(?)ギャグの仕掛けに、川口がどう絡むのか必見だ。

 視聴者に向けて明石家は「一生懸命頑張りましたので、ぜひ見ていただけたらと思います」とコメント。「“ファイナル”と謳(うた)っていますが、私としては、“ファイナルプラスワン”なのか、“シン・心はロンリー”なのか、どうにかタイトルを考えて、次回作をもくろんでおります(笑)」と次回作を模索中だという。

 川口は歴史ある本作への出演を「すごく光栄です。私にとって、一生自慢できる経験になりました」とし、「見ていてハッピーになれる場面が随所に散りばめられている」と見所を語った。

 また本作には、川口だけでなく、超豪華な共演者が多数出演予定。ワンシーンのみ出演するゲストも含め、なんと約60人ものキャストが次々と登場する。まさにFINALを飾るにふさわしい、ビッグスターの面々に要注目だ。

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