「不適切にもほどがある」第8話お断りテロップ「個人の見解」3連発&「美味しく」ネット爆笑「何回w」

2024年03月18日 10:30

芸能

「不適切にもほどがある」第8話お断りテロップ「個人の見解」3連発&「美味しく」ネット爆笑「何回w」
金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第8話。(左から)犬島渚(仲里依紗)小川市郎(阿部サダヲ)瓜生(板倉俊之)(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は今月15日、第8話が放送され、現代においては“不適切”と感じられる劇中の表現に対し、恒例の「お断りテロップ」が表示された。
 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第8話は「1回しくじったらダメですか?」。令和にタイムスリップしたムッチ先輩こと秋津睦実(磯村勇斗)は、息子の秋津真彦(磯村勇斗)と対面。小川純子(河合優実)が自分と入れ違いで昭和に帰ったことを知った上に、井上昌和(三宅弘城)から“ある話”を聞くと、突然パニックに?同じ頃、EBSテレビのカウンセラー・小川市郎(阿部サダヲ)の元には、過去に起こした不倫スキャンダルのため閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサー・倉持猛(小関裕太)が相談に来る。復帰のメドが立ったものの、リスクマネジメント部長が栗田一也(山本耕史)に代わり、白紙に戻され…という展開。

 今回はまず開始約10分に表示。市郎は栗田に掛け合うが、倉持の復帰は困難。考査部ポリティカル・コレクトネス及びSDGs推進課サブリーダーの瓜生(板倉俊之)は「テレビの影響力、ナメてもらっちゃ困るよ」。市郎は「何があ!タダなんだから、見たくないヤツは見なくて結構。それぐらい、強気の姿勢でいいじゃない」と返した。

 「あくまで個人の見解です」

 開始約13分。栗田がOKし、倉持は情報番組「朝ッパラTIME」で復帰したものの、インターネット上で炎上。栗田は市郎に「分かったでしょ。もはやテレビが向き合う相手は視聴者じゃない。見てない連中なんです」「だから不毛なの。見る人はまだ好意的、見ないで文句言う人間には最初から悪意しかない。これが、バッシングの実態です!」と力説した。人事部長の九品仏(池谷のぶえ)が現れ、番組スポンサーのビーフンの不買運動が起こりかけていると報告。市郎は「ビーフンなんか食わなくたって死なねえよ!」と言い放った。

 「あくまで個人の見解です」

 開始約31分。昭和パート。向坂サカエ(吉田羊)は中学生の井上昌和(中田理智)に詰め寄り「内面がハンサム過ぎる。見た目は板東英二寄りなのに、メンタルが奥田瑛二なの!もっと謙虚に生きないと、大人になって後悔するわよ」と“説教”した。

 「あくまで個人の見解です」

 開始約48分。倉持は料理研究家の妻とともに情報番組「プレサタ」の料理コーナーに出演。MCの八嶋智人(本人役)は「もうおなかいっぱいで~す!」とほおばった。

 「この後スタッフが美味しくいただきました」

 おなじみのフレーズ「この作品には、不適切な台詞が…」「時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性…」はなかったものの、SNS上には「このドラマは何回『あくまで個人の見解です』を出さなければならないのかw」「使いすぎw」「今週のテロップ芸、今までと違うパターンで巧いなw」などの声。視聴者の爆笑も誘った。

 第2話(2月2日)以降、「注意喚起テロップ」の文言や表示のタイミングが変化しているが、宮藤氏と長年タッグを組む磯山氏は「これは完全に宮藤さんが『テロップが出て一番面白い方法』を図っているのだと解釈しています」と明かしている。

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