近藤真彦 伊集院静さんは「あるときはアニキで、あるときは父親」お別れの会で改めて感謝

2024年03月18日 15:44

芸能

近藤真彦 伊集院静さんは「あるときはアニキで、あるときは父親」お別れの会で改めて感謝
<伊集院静さんお別れの会>祭壇(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 昨年11月24日に肝内胆管がんのため73歳で死去した作家の伊集院静さんのお別れの会が18日、東京都千代田区の東京会館で営まれ、歌手の近藤真彦が参列した。
 伊集院さんは「伊達歩」名義で作詞家としても活動。近藤は「ギンギラギンにさりげなく」「愚か者」などの楽曲の提供を受けた。

 伊集院さんについて「あるときはアニキで、あるときは父親でもありました」と語り、「僕の人生の節目節目に必ず現れてアドバイスをくれた。何かあったら扉でもなんでも叩き続けなさいと。続ければ必ずドアは開くんだからという話をよくされてました」と回顧。数え切れないほどの思い出があると振り返り、「伊集院さんのひと言ひと言をかみしめながら生きていきたい」と語った。

 近藤の22枚目のシングル「愚か者」は1987年に発売。「日本レコード大賞」の大賞に輝いた。「『愚か者』について聞いたら照れくさいのか“あれは新橋の酔っ払いの歌”だと言って終わっちゃう。でも“歌い続けなさい。歌い続ければ、いろいろと分かることがあるだろう”と言われました」と語った。

 この日は参列者が約400人。遺影には、本人の最近のお気に入りの一枚だったというイタリア・ミラノの「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」を出張で訪れた際にものを使用。レオナルド・ダ・ヴィンチの作品「最後の晩餐(ばんさん)の絵画」が飾ってある。

 祭壇は白いカーネーションが100本飾られ、「潔い人だったので白い花にしたい」という夫人の意向によるものとなった。

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