加藤シゲアキ 伊集院静さんは「憧れの存在―」 お別れの会で思い明かす

2024年03月18日 20:35

芸能

加藤シゲアキ 伊集院静さんは「憧れの存在―」 お別れの会で思い明かす
<伊集院静さんお別れの会>報道陣の取材に答える加藤シゲアキ(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 昨年11月24日に肝内胆管がんのため73歳で死去した作家の伊集院静さんのお別れの会が18日、東京都千代田区の東京会館で営まれ、作家でNEWSの加藤シゲアキが参列した。
 加藤が作家デビューを果たして間もない26歳の時に初対面を果たして以来、親交があった。「実は何度もお会いした訳では無いんですけども、金言を頂戴しました」と回顧した。

 昨年発売した自身の最新作「なれのはて」は第170回直木賞(日本文学振興会主催)の候補作に選出された。前作「オルタネート」を伊集院さんは高く評価し、直木賞受賞を惜しくも逃した際には「作品を受賞させられなかったのは自身の力不足」と選評につづっていた。加藤は「(『なれのはて』を)読んで頂きたかった。間に合わなかったなという思いもある」と胸中を吐露。「こうしてお別れが言えて少し整理がついた。これからはゆっくりして欲しいと伝えられたので、来られて良かった」と話した。

 人柄については「こういった大人になりたいと思わせる、かっこよくて広い背中を持った素晴らしい大人だなと。作家としても人間としても器の広くユーモアのある、憧れの存在の1人」と偲ぶ。NEWSとしては「SNOW EXPRESS」「美しすぎて Beautiful Eyes」の詞の提供を受けた。「歌わせていただく度に素晴らしい言葉の美しさを実感する。自分には到底かなわないと歌う度に思わされます」とその偉大さを語った。

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