「ふてほど」最終回 市郎“昭和のティッシュご祝儀”再び！瓜生＆パートナーに ネット話題「気遣い」
2024年04月04日 07:00
芸能
俳優の阿部サダヲ（53）が主演を務めたTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある！」（金曜後10・00）は3月29日、15分拡大で最終回（第10話）を迎え、完結した。話題のシーンを振り返る。
＜※以下、ネタバレ有＞
宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の宮藤氏＆阿部＆磯山晶プロデューサーが「タイガー＆ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年（昭和61年）から2024年（令和6年）にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。
毎回、昭和と令和のギャップなどを小ネタにして爆笑を誘いながら、「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」「不倫」「分類」、そして最終回は「寛容」と社会的なテーマをミュージカルシーンに昇華。コンプライアンス社会に一石を投じる宮藤氏の意欲的な筆が冴え渡り、インターネット上で大反響。1月クール最大の話題作となった。
最終回は「アップデートしなきゃダメですか？」。タイムマシンの運行も残り1往復。小川市郎（阿部サダヲ）は犬島渚（仲里依紗）を連れ、ついに昭和に戻った。しかし、令和に馴染んだ市郎の内面は変化し、アップデート。昭和マインド全開の中学校の在り様に疑問を持ちつつ、自分たちの未来に思いを巡らし…という展開。
市郎に代わるEBSテレビのカウンセラーは向坂サカエ（吉田羊）に。プロデューサーの瓜生（板倉俊之）はIT関係の会社に務める竹田（赤羽健壱）と「パートナーシップ宣誓制度」を利用し、同性婚。EBSテレビからは結婚手当が支給されず、瓜生は市郎に相談していた。
市郎は瓜生と竹田を追い掛け、廊下で「これ、少ないけど」「いいからいいから、気持ちだから」とティッシュに包んだ3万円を手渡した。
サカエは「同性婚そのものには寛容だったんですね」。3万円を瓜生に返し、福利厚生のサポートを誓った。
「ティッシュに包んだお金」と言えば、第5話（2月23日）、渚がプロデューサーに昇進した時（1万円）にも登場。“細かすぎる昭和ネタ”“おじいちゃん・おばあちゃんあるある”として反響を呼んだ。
SNS上には今回も「市郎さんのティッシュに包んだお金再びw」「最終回にもティッシュの御祝儀」「ほんの気持ちのお金をティッシュで包んで渡す気遣いの男・小川さん。お土産を配る小川さん。ジェンダーに寛容な小川さん。最高」などの声。またも視聴者の笑いやノスタルジーを誘った。オンエア後は“ふてほどロス”が広がっている。
宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の宮藤氏＆阿部＆磯山晶プロデューサーが「タイガー＆ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年（昭和61年）から2024年（令和6年）にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。
毎回、昭和と令和のギャップなどを小ネタにして爆笑を誘いながら、「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」「不倫」「分類」、そして最終回は「寛容」と社会的なテーマをミュージカルシーンに昇華。コンプライアンス社会に一石を投じる宮藤氏の意欲的な筆が冴え渡り、インターネット上で大反響。1月クール最大の話題作となった。
最終回は「アップデートしなきゃダメですか？」。タイムマシンの運行も残り1往復。小川市郎（阿部サダヲ）は犬島渚（仲里依紗）を連れ、ついに昭和に戻った。しかし、令和に馴染んだ市郎の内面は変化し、アップデート。昭和マインド全開の中学校の在り様に疑問を持ちつつ、自分たちの未来に思いを巡らし…という展開。
市郎に代わるEBSテレビのカウンセラーは向坂サカエ（吉田羊）に。プロデューサーの瓜生（板倉俊之）はIT関係の会社に務める竹田（赤羽健壱）と「パートナーシップ宣誓制度」を利用し、同性婚。EBSテレビからは結婚手当が支給されず、瓜生は市郎に相談していた。
市郎は瓜生と竹田を追い掛け、廊下で「これ、少ないけど」「いいからいいから、気持ちだから」とティッシュに包んだ3万円を手渡した。
サカエは「同性婚そのものには寛容だったんですね」。3万円を瓜生に返し、福利厚生のサポートを誓った。
「ティッシュに包んだお金」と言えば、第5話（2月23日）、渚がプロデューサーに昇進した時（1万円）にも登場。“細かすぎる昭和ネタ”“おじいちゃん・おばあちゃんあるある”として反響を呼んだ。
SNS上には今回も「市郎さんのティッシュに包んだお金再びw」「最終回にもティッシュの御祝儀」「ほんの気持ちのお金をティッシュで包んで渡す気遣いの男・小川さん。お土産を配る小川さん。ジェンダーに寛容な小川さん。最高」などの声。またも視聴者の笑いやノスタルジーを誘った。オンエア後は“ふてほどロス”が広がっている。
