安住紳一郎アナ 「最後の職人アナ」鈴木健二さん追悼「鈴木さんの言葉を胸にこれからも活動していきたい」
2024年04月04日 08:37
芸能
83~85年には紅白歌合戦の白組司会を担当。82年の視聴率が60%台に落ち、鈴木さんに白羽の矢が立った。中でも84年は今も語り草。引退表明していた都はるみさん(76)が大トリで「夫婦坂」を歌い切るも、会場は異例のアンコールが鳴り響き、鈴木さんが「私に1分間時間をください!」とアドリブで進行。紅白史上初のアンコールを演出した。この名文句は、当時の流行語にもなった。
安住アナは、鈴木さんが番組を進行する際に台本や資料、メモを手にしたことは1度もなく、すべて自分の頭に叩き込んでいたということに触れ、「私を含めて今のアナウンサーは本当に鈴木さんに現場を見せられないなという感じですよね。本当に現職のアナウンサーたちはぜひ奮起して、私を含めてですけれども、鈴木さんの言葉を胸にこれからも活動していきたいと考えています」と追悼した。