【言葉力展】船越英一郎「父からの贈り物」俳優業の背骨に
2024年04月04日 05:00
芸能
「小学校に上がった時、買ってもらった勉強机に父が筆でしたためて貼り付けた言葉です。最初は平仮名で、時を経たら漢字で毎年初めに貼り替えられ、高校卒業まで続きました。味わい方も年齢を重ねるにつれ変化して現在は、苦言に素直に耳を傾け己を映す鏡とせよ、基本をおろそかにせず易しいことを深く掘り下げる心を持ち続けよ、という感じでしょうか。人生の指針のみならず俳優業の背骨としても支え続けてきてくれた、父からの贈り物です」