「光る君へ」ネット騒然 父親は道長!まひろ“不実の子”賢子出産「道長いつ知る?」「源氏物語へ着々」
2024年07月14日 20:45
芸能
![「光る君へ」ネット騒然 父親は道長!まひろ“不実の子”賢子出産「道長いつ知る?」「源氏物語へ着々」](/entertainment/news/2024/07/14/jpeg/20240714s10041000221000p_view.webp)
「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。
第27話は「宿縁の命」。まひろ(吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)は近江・石山寺で偶然の、運命の再会。思い出話に花が咲く。そして、季節は秋。藤原彰子(見上愛)が入内し、その6日後、藤原定子(高畑充希)が皇子を出産。一条天皇(塩野瑛久)の気持ちはさらに定子と皇子へと傾く。まひろも懐妊が発覚し、藤原宣孝(佐々木蔵之介)は喜ぶものの…という展開。
第21話(5月26日)、まひろが越前に発つ前夜、道長を廃邸に呼び出して以来、約3年ぶりの再会。
道長「越前はよき所であったか」
まひろ「寒うございました」
道長「越前守には、苦労を掛けておる」
まひろ「国司でさえ大変ですのに、朝廷の政の頂に立つ道長様はどれほど大変か。そのことが、越前に行ってよく分かりました」
道長「海を見たか」
まひろ「はい。海を渡ってきた宋人から、宋の言葉を習いました。(宗語を口にし)宋のあいさつでございます」
道長「は~。昔から賢いと思っておったわ。宋の言葉まで覚えたか」
まひろ「あいさつなら、誰でも覚えられます」
道長「もっと話してみよ」「何と言ったんだ」
まひろ「越前には、美しい紙があります。私もいつか、あんな美しい紙に、歌や物語を書いてみたいですと」
道長「巧みにその宋を操って。そのまま越前におったら、宋の国に行ってしまったやもしれぬな」
まひろ「されど、都に戻ってまいりました」
道長「戻ってきてよかった」
会話が途切れ、まひろは供の者たちのもとへ戻る。
まひろ「お目にかかれて、うれしゅうございました。お健やかに」
道長「おまえもな」
道長は立ち去る。まひろが振り返ると、道長が駆けて下りて戻ってくる。まひろも駆ける。2人は抱擁し、口づけ。一夜を共にした。
道長「今一度、俺の側で生きることを考えぬか」
まひろ「お気持ちうれしゅうございます。でも…」
道長「俺はまたフラれたのか」
宣孝が久々にまひろを訪ね、2人は仲直り。そして、まひろの懐妊が発覚した。
いと(信川清順)は「それ(体調不良)は病ではございませんよ。ご懐妊でございます。障りは何度来ておりませんの?(まひろが耳打ちし)ということは、お生まれは師走の頃でございますね」「お方様の仰ることが正しければ、授かったのは、2月でございますね」「殿様のお足が遠のいた頃のご懐妊ということでございますか」。“不実の子”は内密にすることを勧めたが、まひろは宣孝に打ち明けた。
定子は11月、皇子を出産。同年暮れ、まひろも女児・賢子(かたこ)を出産した。この夜のサブタイトルは「宿縁の命」だった。
SNS上には「衝撃の回だった」「まさかの展開へ。これは七夕に見たかった」「道長はいつ知るのか」「まさかの道長の子。隠し通すかと思いきや、まさかの宣孝看破。“持ちつ持たれつ”とは参りました」「今日もエグ面白かったwまひろが『源氏物語』を書く必然性が着々と積み上がり…」などの声が続出。ここまでの今作最大のターニングポイント回が反響を呼んだ。
次回は第28話「一帝二后」(7月21日)が放送される。