“年の差30歳”ペク・ユンシクの元恋人、判決に不服…裁判所に控訴状を提出

2024年07月25日 18:30

写真=マイデイリー DB
俳優のペク・ユンシクを誣告した疑いが持たれている元恋人のA氏が、控訴した。

22日、ソウル中央地方裁判所刑事6単独(判事:ペク・ウヒョン)は第1審でA氏に懲役1年、執行猶予2年を宣告し、120時間の社会奉仕を命じた。しかし、A氏は判決に不服を申し立て、23日に法律代理人を通じて控訴状を提出した。

先立って裁判部は「個人の利益を侵害した犯罪であり、厳格な処罰が必要だ。罪質が悪く、被害者が相当な精神的苦痛を受けたとみられる。これまでの態度などを考慮すると、被告人が本当に過ちを認め、反省しているのか、相当疑わしい」としながらも、「A氏が事実関係を認め、これまで刑事処罰の前歴がない初犯であることなどを考慮した」と量刑の理由を説明した。

A氏は、2022年にペク・ユンシクとの私生活を盛り込んだエッセイを発刊したことで開かれた民事訴訟で「ペク・ユンシクが合意書を偽造し、裁判の証拠として提出した」として、虚偽で告訴した疑いで在宅起訴された。

また、ペク・ユンシクが「プライベートを流出しない」という条項が盛り込まれた合意書を偽造したと告訴したが、検察はA氏が過去「ペク・ユンシクとの紛争事項一切を外部に流出せず、違反した場合は賠償する」という趣旨の合意書を作成していたと判断した。これは、A氏が合意内容を守らず本を出版し、損害賠償をする立場に置かれると、ペク・ユンシクを誣告したという判断だ。

元記者であるA氏は、2013年に30歳の年上のペク・ユンシクと交際したが、同年10月に破局したことが分かり注目を集めた。2022年にはペク・ユンシクとの出会いから別れの過程などを盛り込んだエッセイ「アルコール生存者」を出版し、世間に大きな衝撃を与えた。

これにペク・ユンシクは、A氏が合意書の内容を違反したとし、出版社の代表を相手に出版、及び販売の停止訴訟を起こした。第1審と第2審の裁判部は、共にペク・ユンシクの主張を受け入れ、原告一部勝訴の判決を下した。現在、この訴訟は、最高裁判所で審理中だ。

ペク・ユンシクは1970年、KBSの第9期公開採用タレントとしてデビュー。その後、ドラマ「張禧嬪 チャン・ヒビン」「アックジョンの宗家」「ヒーロー」「危機一髪!プンニョンマンション」「根の深い木」「キムチ ~不朽の名作」「ホジュン~伝説の心医~」「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」「バガボンド」と映画「必ず捕まえる」「ノリャン―死の海―」などに出演した。

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