伊藤健太郎「光る君へ」で大河初出演「誠心誠意」NHKドラマ復帰!若武者・双寿丸役 新キャスト4人発表

2024年07月25日 12:00

芸能

伊藤健太郎「光る君へ」で大河初出演「誠心誠意」NHKドラマ復帰!若武者・双寿丸役 新キャスト4人発表
NHK「光る君へ」に若武者・双寿丸役でレギュラー出演することが決まり、大河ドラマ初出演を果たす伊藤健太郎 Photo By 提供写真
 俳優の伊藤健太郎(27)が放送中のNHK「光る君へ」(日曜後8・00)にドラマオリジナルキャラクターの若武者・双寿丸(そうじゅまる)役でレギュラー出演、大河ドラマ初出演を果たすことが25日、番組公式SNSなどで発表された。2020年10月に道路交通法違反などの容疑で逮捕(のちに不起訴処分)され、21年10月の活動再開後、NHKドラマへの出演は初。騒動後としては約5年ぶりとなった。物語後半を彩るキーパーソンの一人に注目が集まる。藤原賢子役の南沙良(22)和泉式部役の泉里香(35)敦康親王役の片岡千之助(24)とともに4人の新キャストが発表された。
 伊藤は同局を通じてコメントし「初めての大河で、しかも『アシガール』『スカーレット』でお世話になった内田チーフ・プロデューサーをはじめとするスタッフさんとのお仕事、出演キャストの皆さんとのお芝居がとても楽しみです」と喜び。「双寿丸はオリジナルのキャラクターということもあり、凄く演じ甲斐がある人物だと思っています。『光る君へ』の後半戦で双寿丸がどのように物語に関わっていくのか、是非楽しみにしていただきたいです。誠心誠意努めたいと思います」と意気込んでいる。

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高由里子は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 伊藤が演じる双寿丸は、まひろ(吉高由里子)の娘・藤原賢子(南沙良)を盗人から救ったことで屋敷に出入りするようになり、まひろとも知り合う。武者としての生き方に独自の考えを持っており、興味を持った賢子は惹かれていく。

 伊藤は20年10月に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕され、その後、不起訴処分。21年6月にオフィシャルファンクラブを発足。同年10月の主演舞台「SOULFUL SOUL」で復帰を果たした。

 22年6月公開の主演作「冬薔薇(ふゆそうび)」で映画復帰。23年10月公開の映画「静かなるドン」に主演。同年12公開の映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」で主人公の親友役を好演。日本アカデミー賞優秀助演男優賞に輝いた。

 今年4月期の日本テレビ「街並み照らすヤツら」で地上波ドラマ復帰。NHKドラマへの出演は、朝ドラ初出演を果たし、ヒロインの息子役を好演した19年度後期「スカーレット」以来、約5年ぶりとなる。

 「光る君へ」の制作統括・内田ゆきチーフ・プロデューサー(CP)とチーフ演出・中島由貴監督は「スカーレット」でもタッグ。周明役の松下洸平、源俊賢役の本田大輔、源幾子役の松田るかに続く「スカーレット」勢からの起用となった。

 前日24日に役柄のみを先行発表し、新キャストを予告。注目が集まっていた。

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