読売テレビ社長「事実関係に誤解あるのでは?」 松本人志側「ミヤネ屋」へ抗議文に反論「訂正予定なし」

2024年07月25日 12:07

芸能

読売テレビ社長「事実関係に誤解あるのでは?」 松本人志側「ミヤネ屋」へ抗議文に反論「訂正予定なし」
松田陽三読売テレビ社長 Photo By スポニチ
 6月21日に就任した読売テレビの松田陽三社長が25日、大阪市中央区の同局で会見し、文藝春秋などと係争中のダウンタウン松本人志(60)の代理人を務める田代政弘弁護士から、同局の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」での報道に関して抗議文を送られたことについて言及した。
 今月11日、同番組では田代弁護士らによる告発女性の出廷妨害や、探偵をつけて素行調査を行っていたという内容の報道を行った。これについて田代氏は「誤解を与えかねない放送内容」として訂正を求めるとともに「放送倫理・番組向上機構(放送人権委員会)に対し、放送による人権侵害を申し立てる準備を進めております」とBPOへ訴える準備もしているという。

 田代弁護士の抗議文によると、週刊文春側が記事には明記されていないのに、告発女性関係者の会話の録音を持っているという印象を番組側が報じたと主張しているという。松田社長はこれについて「中身を拝見すると事実関係について誤解があるのでは」と反論。具体的には「当日は宮根誠司さんが休みで、代役のMCは“今の時代、簡単に録音もできますから”、とコメントしたが、そのやりとりを録音していたという言い方はしていない」と説明した。またその後の澤口美歩アナウンサーの「週刊誌によりますと」という発言についても「一連の流れと違う」と、録音についてのコメントではないことを主張した。松田社長は「もう一度見ていただけたら、誤解が解けるのでは」と重ねて主張した。

 一般論として、係争案件を扱う場合は「お互いの主張の一方に偏らないようにするのが番組作りの基本」としたうえで、番組についても「番組内での訂正の予定はありません。報道局でも訂正する必要はないという判断です」という見解を示した。

 また、今年2月から浜田雅功の単独MCとなっている「ダウンタウンDX」について、「30年にわたってお2人のMCを売り物にしてきたので大きな影響があるのは事実」としたものの、広告収入などについては大きな問題とはなっていないことも示し「スポンサーの皆さまには今も高い評価はいただいて、枠は埋まっている」と報告した。

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