BTSのSUGA、ニュース番組が不確かな防犯カメラ映像を削除…最新の映像では自宅に向かう姿も

2024年08月14日 18:30

JTBC「ニュースルーム」が、BTS(防弾少年団)のSUGAの飲酒運転報道に関する防犯カメラ映像を非公開にした。

SUGAは6日午後11時15分頃、ソウル龍山(ヨンサン)区で酒気帯び状態のまま電動スクーターを運転した。これと関連して、「ニュースルーム」は7日午後に防犯カメラの映像を公開し、電動スクーターを運転する人物がSUGAだと報道。しかし、後にこれが事実ではないとされ、本日(14日)午後に各種ポータルサイト、公式YouTubeチャンネルに掲載された当該映像が削除および非公開となった。

公式ホームページ上に掲載されている報道内の防犯カメラ映像は、事件と関係のない一般道路の映像に差し替えられている。「ニュースルーム」は現在、当該の映像に関して「内容を確認中」と公式コメントを発表。今後訂正報道がされるか否か、注目が集まっている。

また、13日に「聯合ニュース」でも新たな防犯カメラの映像が公開された。

一方で、TV朝鮮は本日、SUGAが個人の作業室で2度目の飲み会を終え、自宅付近まで歩道を走行する姿が捉えられた防犯カメラの映像を公開。スクーターの歩道走行は通行人にも危害を及ぼす可能性が高く、再び議論を呼んだ。

警察は、当時SUGAが運転していた車両は電動キックボードに分類される個人型移動装置(PM、最高速度時速25km未満、車体重量30㎏未満)ではなく、時速25km以上の速度(最高時速30km)の性能を持つ電動スクーターであることを把握した。道路交通法上、原動機付自転車に分類される車両が歩道を走行する行為は違反にあたる。

ただ、TV朝鮮が公開した映像によってSUGAが作業室に駐車していた電動スクーターを運転して自宅の正門まで移動した事実が確認された。作業室と自宅までの距離は約500mで、SUGAが走行距離に関する虚偽の立場文を発表したわけではないことが明らかになった。

相当なレベルの血中アルコール濃度も鍵となる見通しだ。自宅の正門にスクーターを立てた後に倒れ、周辺を巡回していた警察に発見された彼の当時の血中アルコール濃度は、免許取り消しとなる水準をはるかに上回る0.227%だったとされている。韓国の現行法上、血中アルコール濃度が0.2%以上の場合は2年以上5年以下の懲役、または1000~2000万ウォン(約100~200万円)の罰金刑に処される場合がある。

SUGAは、近日中にソウル龍山(ヨンサン)警察署の召喚調査を受ける見通しだ。



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