WHITE　SCORPIONの“文学少女”NATSU　自身のマイベスト書籍を紹介

2024年08月14日 17:33

芸能

WHITE　SCORPIONの“文学少女”NATSU　自身のマイベスト書籍を紹介 — WHITE　SCORPIONの“文学少女”として知られるNATSU Photo By スポニチ

　秋元康氏総合プロデュースの11人組アイドルグループ「WHITE　SCORPION」はメンバーそれぞれが個性豊かなキャラクターで知られている。中でもグループ屈指の読書家がNATSU（なつ）だ。

　その歌唱力にも定評があるが、文学少女の一面もある。「読むタイミングによって、自分に合うベストの本かは変わると思うのでランキングは付けづらいのですが、おすすめ本を3冊ご紹介させていただきます！」とマイベストを紹介した。

　3位は人気作家・筒井道隆氏の「佇むひと」。「小説部門だと第1位です。忙しい現代人にとって重宝されるべき短編集。こちらは筒井康隆さんのリリカル短編集であり、さまざまなジャンルのお話しがあります。わたしの好きなお話はタイトルにもなっている『佇むひと』。幻想的な雰囲気と世界の残酷さが癖になるお話です」と見所を語っている。

　2位は「チェンソーマン」などで知られる漫画家・藤本タツキ氏の「ルックバック」。「コミック部門だと1位です。今年の夏に映画化された作品です。画力がダダ漏れしていて、映像を見ているような臨場感のあるコマ割りと描写が藤本タツキ先生の特徴なのですが、それがこの本からは特に感じます」と大絶賛。「肝心の物語は、この作品に何度笑わせられて、何度泣かせられたことか。無情さを感じます」とした。

　一番おすすめする1位は実用書の「20代で得た知見」。「書店でずっとおすすめの本の欄にあるような有名な本なんですけど、20歳になるまで読むのを我慢していました。1ヶ月前に20歳になったので読み始めました」と書籍と出会った経緯を説明。「いろんな方々のエッセイが入っており、これを20歳の初めのうちに知れるのはありがたいなと思う内容が多いです。エッセイ本ということで読む人によって受け取り方が違うのではないかと思います」と呼びかけた。

　グループは「TOKYO　IDOL　FESTIVAL」や「お台場冒険王」などのライブイベントなどに出演。9月8日には初のワンマンライブも控えており、同11日には初のミニアルバム「Caution」がリリースされる。