劇団四季、大阪で15年ぶり「ウィキッド」15日開幕 グリンダ役・山本紗衣「感動しっかりお届け…」

2024年08月14日 10:29

芸能

劇団四季、大阪で15年ぶり「ウィキッド」15日開幕 グリンダ役・山本紗衣「感動しっかりお届け…」
大阪で15年ぶりに上演される劇団四季ミュージカル「ウィキッド」(撮影・野田正明) Photo By 提供写真
 名作「オズの魔法使い」の前日譚(たん)を描いた劇団四季ミュージカル「ウィキッド」が15日、大阪四季劇場で開幕する。13日には最終通し舞台稽古が行われ、本番に向け入念なチェックが行われた。
 大阪では15年ぶりの上演。「オズ…」のヒロイン、ドロシーが「オズの国」に迷い込むずっと前に起こった、2人の魔女の出会いの物語で、美しく人気者のグリンダと、緑色の肌を持ち激しい気性のエルファバが、どうやって「善い魔女」と「西の悪い魔女」になったのか、を描く。

 最終稽古でグリンダを演じた山本紗衣は「劇中では、2人の少女の友情が描かれていく一方で、物事の善悪とは何かと問いかけられるような場面もあり、多面的な魅力にあふれています。作品の感動をしっかりお届けできるよう、精いっぱい演じたい」とコメント。

 エルファバ役の江畑晶慧(えばた・まさえ)は「生来の緑の肌というコンプレックスを抱えたエルファバは、愛されることを知らずに生きてきた孤独な少女。困難に立ち向かいながら、決断をしていく彼女の生きざまは、きっと見る方の心を打つはずです。難しい役どころですが、稽古で積み上げてきた成果を皆さまにお見せ出来るよう、全身全霊で役に取り組みたい」と力を込めた。

 公演は来年7月6日まで。

おすすめテーマ

2024年08月14日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム