伊藤惇夫氏 岸田文雄首相の不出馬で党内の雰囲気暴露「全員が反省、出直さなきゃいけないんだけど…」

2024年08月14日 14:55

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伊藤惇夫氏 岸田文雄首相の不出馬で党内の雰囲気暴露「全員が反省、出直さなきゃいけないんだけど…」
東京・赤坂のTBS社屋 Photo By スポニチ
 政治アナリスト伊藤惇夫氏が14日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、岸田文雄首相(67)が9月の自民党総裁選に不出馬を表明したことを受け、次期総裁について見解を語った。
 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題や、派閥の政治資金問題などで内閣支持率は低空飛行を続けてきた岸田内閣。首相は14日の会見で「自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くこと」と述べた。

 ポスト岸田について、番組コメンテーター陣からは、小泉進次郎元環境相の名前が期待込みで挙がった。フリーアナウンサー高橋真麻は、小泉氏の父・小泉純一郎元首相を引き合いに、「“自民党をぶっつぶせ”とか、同じような発言をしていたら国民の支持を集めやすいのかな」と推測した。

 すると伊藤氏は「党外人気は高いし、今おっしゃっていた部分では可能性はあるのかなと思います」と理解を示した。しかし、「自民党の中で中堅幹部クラスと話をすると、意外と小泉さんの名前は出て来ない。若手の中では小林鷹之さんの名前が挙がるケースの方が多い」と、党の内情を明かした。

 今回の総裁選の意義について、「表紙を替えろって話ではないんですね、本来。中身を替えなきゃいけない」と指摘。自浄作用が働くような組織への変化が求められているとした。しかし、「今、自民党の中で騒いでいるのは、“いい表紙を持ってくれば、中身はごまかせるだろう”。そんな発想に見えて仕方ない」と、党内の空気感について印象をぶっちゃけ。「やっぱり裏金問題に関しては、後ろ向きの対応しかしてこなかった。トップの岸田さんの責任ではあるんですが、自民党の中の誰も文句を付けなかったんですね、これまで。こういういい加減な対応について、全員が反省しなきゃいけない、出直さなきゃいけないんだけど、それが置いてけぼりになるのは問題」と、苦言を呈した。

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