「ブラックペアン2」二宮和也のフランス語 プロデューサー語る「耳が良くて音がすっと…」

2024年08月17日 07:30

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「ブラックペアン2」二宮和也のフランス語 プロデューサー語る「耳が良くて音がすっと…」
TBS系日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」で天才外科医・天城を演じる二宮和也(C)TBS Photo By 提供写真
 TBS系日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(日曜後9・00)は18日放送の第6話から後半に突入する。2018年4月期に同枠で放送された「ブラックペアン」の続編。シーズン1から6年後の世界を描き、主演の二宮和也(41)はシーズン1で演じた天才的な技術を持つ外科医・渡海征司郎ではなく、今作では人も金をももてあそぶ悪魔のような世界的天才外科医・天城雪彦を好演している。世界でも名の知られた天才医師で、フランス語をよく口にする役どころ。伊與田英徳プロデューサーに役作りの舞台裏を聞いてみた。(鈴木 美香)
 クラシックが鳴り響く中、手術シーンを終えると、二宮演じる天才外科医・天城は「ル・クール・エ・スィ・ボ…心臓は美しい」と毎回つぶやく。手術が無事終わったことを伝える、決め台詞的に使われているフランス語。二宮が自然な発音で優雅に口にすることで、世界的に知られる凄腕でもあり、謎でもある天城のキャラクターを一層際立たせている。

 伊與田英徳プロデューサーは「先生が付いているとかではなく、通常、ドラマに外国語が出てきた時のように、テープを渡して、それに合わせて勉強していただいてるっていう形だと思います、でも、あれだけできているので、何かやっているかもしれないですね。耳が良くて音がすっと入ってくるんでしょう」と話した。

 シルバーの髪型でおしゃれな服装の天城。「髪型をこうしたらとか、こういう服を着たらどうかなど、二宮さんからもアイデアが出てくる。最後は監督が撮影時にどう料理するかになるが、みんなで意見を出して作り上げていっている」という。そこに、柔らかい発音のフランス語が加わり、より一層、天城の華麗な雰囲気を作り上げている。

 第6話以降はクライマックスへ向け、謎のインサートとなっている子供が手をつなぐシーンや、天城が見ていたファイル「医療事故調査報告書」の意味を含め、フランス語を話す天城がどんな人物なのかなど、さまざまな謎が解明されていくことが期待される。
 
 細やかな役作りに支えられた物語の展開からますます目が離せない。

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