劇団四季の「大名優」下村青さん死去 41年前にはバトントワリング全米OP優勝、スーパー歌舞伎でも活躍
2024年08月17日 00:15
芸能
公式Xのプロフィールにも記されているように、下村さんは幼少期からバトントワリングの選手として活躍。1983年にはバトントワリング全米オープンで優勝した輝かしい実績を持っている。翌84年に劇団四季入団。「美女と野獣」「ライオンキング」「ハムレット」など多くの名作で活躍。退団後は「ブラッド・ブラザーズ」「ビクター・ビクトリア」などにも出演。スーパー歌舞伎II「ワンピース」イワンコフ、ブルック、「新版オグリ」お福、女郎屋女将などの役でも舞台上で大きな存在感を見せ続けていた。また、2016年にはフジ「営業部長 吉良奈津子」第8話でテレビドラマ初出演を果たし話題を呼んだ。旧芸名は下村尊則。
公式Xは「ファンの皆さま、関係者各位」として「これまで下村青を応援してくださった皆さまにご報告させていただきます。下村青は2024年8月15日午後4時ごろ、実家で旅立ちました」と亡くなったことを発表。続けて「詳しいことは現在調査中でございますので、追ってお知らせいたします」とし「20歳で劇団四季に入団し俳優の道を歩み始めてから、今年でちょうど40年節目の年でした…演劇界の異端児と異名を頂くほど個性豊かな役者ではありましたが、役に掛ける情熱は誰よりも素晴らしかったと誇りに思います。『情熱は力!!』下村青」と記した。また「尚、葬儀等につきましてはご親族のご意向で密葬とさせていただきます。何卒ご理解いただけますようお願いいたします」としている。