Vol․2 ― 古家正亨&藤原倫己、MCのコツを超特急 カイに伝授!2人が焦った手に汗握るハプニングとは?

2024年08月17日 16:30



K-POP第2世代でデビュー「そんな話も…(笑)」

――カイさんのトークコーナーも実施されるとのことで、現段階で「これは話そう」と思っていることはありますか?

カイ:韓流トークはもちろんですし、僕の1番好きなK-POPアーティストについても話したいと思っています!

古家:以前僕のラジオ番組に出てもらった時に、カイ君がうちのディレクター陣から「これ誰ですか?」って聞かれるようなアーティストの曲をリクエストしていたんですよ。確かヒップホップ系だったような……。

藤原:そう、カイさんはかなりコアなジャンルまで網羅されているんですよ。

カイ:確かに、あの時はAJ(イ・ギグァンがBEASTとして活動する以前のソロ名義)の曲とか、結構マニアックなラインナップでリクエストした気がします。

古家:今時だけじゃなくて第2世代ぐらいの時期からK-POPを聴いているから、本当に幅が広いんだよね。

カイ:BEASTのデビューぐらいから聴いていますね。

古家:BEASTは生涯の音楽の友だもんね。

――BEASTにハマったきっかけは?

カイ:もともとは、そうですね……4Minuteのデビュー前ぐらいの映像を見て、かっこよくて可愛いな~と思ったんです。それからヒョナちゃんがソロデビューした時にジュンヒョンとフィーチャリングしたり、AJさんがデビューしたりと、そういう節々でなんとなくK-POPを追いかけていて……ちょうど興味が湧いてきたタイミングでBEASTがデビューしたっていうのがきっかけとしては1番大きいです。

古家:藤原君も世代としてはBEASTと同じぐらいじゃないのかな? デビュー何年だっけ?

藤原:僕はBEASTさんの1年前にデビューしたので……。2008年です。

古家:KARAが2007年デビューと考えると、第2世代だよね。僕その時に藤原君に出会っているからね、アイドルとしての藤原君に……物凄いテングだった(笑)。

藤原:ピノキオって言ってください、もう……。

カイ:(爆笑)。

古家:こんなんじゃないんだもん! めっちゃツンツンしてた!

藤原:そうそう、今みたいに「えふ~!」とかやるわけがない!

古家:スタジオで会った時も「藤原です」みたいな、ぶっきらぼうな感じ。

藤原:僕も今信じられないです。なぜ、あんな態度をとってしまったのか? 周りがそうさせたのか……?

古家&カイ:環境のせいにしてる~(笑)!

カイ:いやでも、そういう話も聞きたいですよね! ヒストリー的な。


超特急でMC役も「ベテランですよね!!」

――藤原さんにとって、今回のイベントは“現役時代ぶりのファンミーティング”ということになるのでしょうか?

藤原:そうですね! トークイベントとかはありましたけど、これだけ大きい会場を借りてファンミーティングって形でやるのは初ですね。もうアイドルではないので。

古家:じゃあ今は?

藤原:俳優です!!!

カイ:声を大にして……(笑)!

藤原:たまたま! 俳優のお仕事がめちゃめちゃ少ないだけで、僕は俳優です。その他のジャンルのお仕事が多いだけで、本筋は俳優です(笑)。

古家:でも、今年の下半期は俳優業が続くみたいなので、いいタイミングだね!

藤原:公開する作品が2本控えています!

――古家さんは正真正銘初のファンミーティングなのでは?

古家:そうですね、僕は講演会しかやってないのでこれまで……人生初だし、最後の予定です。

全員:(爆笑)。

藤原:とか言いつつタイトルに“Vol.1”と付けたのは古家さんです。

古家:いや、だいたい“Vol.1”とか言っといて続かないものじゃないですか、イベントって!

藤原:いやいやいや! 続けましょう! そういう気持ちで我々は臨みます。我々だって3枚目のアルバムを作るって言われて、2年待って解散しましたから……(笑)。

――超特急のファンミーティングはどのようなスタイルですか?

古家:超特急のファンミーティングはMCなしでやってるよね。本当に必要ないぐらい上手に回してる。

藤原:いたらそりゃあ僕に話が来ますよ~(笑)!

カイ:超特急、自由にやらせてもらえる現場が多いので……(笑)。僕とリョウガっていうメンバーで大体回しています。

藤原:確かに、超特急で何かされる時はカイさんが結構MCとして回してらっしゃいますよね。

古家:ベテランですよ、もう~。

藤原:ほんとにほんとに~。

カイ:ベテランがベテランって言わないでくださ~い(笑)!


手に汗握るハプニング「お腹痛くなってしまって…」

――そんなベテランのお2人ですが、これまでMCを務めてきた中で手に汗握るハプニングはありましたか?

古家:僕は、ある俳優さんのファンミーティングの時ですね。「古家さん、始まる前に呼びますから待っていてください」って言われて待っていたら……イベントが始まっていた時がありますね。

藤原&カイ:えっ!

古家:控室で待っていたら、なんか歓声が聞こえてくるの。どうしたんだろうと思ったら「アニョハセヨ~○○○イムニダ~」って聞こえて。「まだ5分前だけど」って思っていたら、どうやら電波時計が壊れていたみたいで5分早く始まっていました。

カイ:危ない……!

古家:その間ずーっと、「アニョハセヨ」で繋いでくれていたよ。

藤原&カイ:(笑)。

藤原: MCいないから進まないですもんね。

古家:あれには焦りました。本来なら「はい、今日の主人公○○○さんで~す」ってなってからの、俳優さんの「アニョハセヨ~」になるはずでしたから。

藤原:僕はアイドルさんのイベントをさせていただいた時。女性アイドルさんのイベントって途中にお着替えとかがあるので、ブリッジの映像が流れるんです。その時も7分のブリッジ映像を予定していて、その内容が進行表にも書いてあったんです。僕はその時間にお腹痛くなってしまって、お手洗いに行ったんですよ。

古家:ふむふむ。

藤原:7分もあればと思ったんですが……ところが、便座に座っている最中に「キャー!」って聞こえてきたんですよ。「1分しか経ってないけど!?」って思って、でもアイドルさんは出てきちゃってるし、こっちは便座に座ったままでズボン上げられないし……。

全員:(爆笑)。

カイ:お腹痛いし……。

藤原:そう、お腹痛いので! 結局最初の数分間アイドルさんに1人で回していただいて、僕が「ごめんなさ~い」って出ていくことになったんです。後から知ったことなんですけど「着替えなくていいから、その分ファンを待たせずに登場したい」っていうことで、直前にブリッジの映像が1分に変更されたそうなんです。それが僕まで伝わってきてなかったという……これは焦りましたね~。

古家:それはすごい話だね。

藤原:でも似たような状況ですよね?

古家:いや、でも僕は便座に座ってないから。

カイ:(笑)。

古家:つなぎシーンでのエピソードが出たついでだけど、今回カイ君にもやってほしいよね? つなぎ。

藤原:僕は苦手なやつ……!

古家:確かに、あれって明確に“何分”って決まっていることではないので、けっこう大変なんですよね。

藤原:つなぎの時間って大体決まっている時間×3倍ぐらいの体感じゃないですか。

古家:あ~、わかる。

藤原:お客さんの視線とかもそうですし、スターの方には早く出てきてくれ~って思っちゃうし。「あなたじゃないんですけど」って訴えかけられている気持ちにもなっちゃって、最高でどのぐらいだろう、長かったの……。

古家:僕、1番長かったのは25分。

藤原&カイ:え~っ!

古家:とあるイベントだったんですけど、色々あってね……まあでも、これは本番で話そう! 後にも先にも伝説と言える出来事だったから。

藤原:こういう風に、裏話も盛りだくさんです。でも前提として、基本的にはほとんどトラブルとかなくて、「良いイベントだったね~」って締めるんです。

――逆に嬉しかった出来事や心温まるエピソードはいかがですか?

古家:BIGBANGの皆さんがその場で誕生日をお祝いしてくれたり……子供が生まれた時にもお祝いしてくれて、うちの子供の写真とかも出てきて感動しました。最近もD-LITEさんのコンサートに行ってきたんですけど、突然ステージでD-LITEさんが僕にまつわるネタを話し始めたんです。観客として観に行っていたんですが、カメラがのっしのっしと近づいてきて、次の瞬間「そんな古家さんが、今日来てま~す!」って叫ばれました。そして、僕の恥ずかしいエピソードを話し始めるわけです、僕はマイクもなくて丸腰なのに(笑)。

藤原&カイ:(爆笑)。

古家:だけどこんな風に、長く一緒にお仕事をご一緒させてもらった方がいじってくれるってだけでありがたいという気持ちはいつもあります。そういう時に「これまで頑張ってきてよかったな」って思いますね。

藤原:僕は歴が浅いので、これといったエピソードはまだないのですが……スタッフさんからは、ちょいちょい“アイドル時代の写真と90kgまで太った時の比較写真を勝手に使われる”っていういじりを受けています。それこそつなぎの時間とか、僕1人しかステージにいない時に。

古家&カイ:(爆笑)。

藤原:「MCとはいえステージに立つ人間なので、僕も体調管理とか頑張ってるんですよ~」って話していたら、突然写真が後ろのスクリーンにポンポンって……どうやら僕のアイドル時代の写真、フリー素材化しているようです(笑)。


MCとして大事な事「主役の話を聞く、前に出ない(笑)」

――そんなお2人から、先輩としてカイさんへのアドバイスはありますか?

古家:僕からは一言だけ。主役のお話を聞く、遮らない、ということですね。いくらタイマーが鳴ろうが最後まで聞く。

藤原:本当にその通りです! 僕らMC業って、言うなれば板挟みなんですよね。スタッフさんはここで終わりにしてほしい、ご本人は喋りたい。そこを上手くやっていくという、お願いします。

カイ:ぜひ藤原さんなりの具体的なアドバイスを……。

藤原:(主役より)前に出ない!

全員:(爆笑)。

古家:結構出てない? 前に。

藤原:いやいや! まあでも、初めてのMCの時はとにかく目立とうとガンガン前に……。

古家:待って!? 本人たちより目立とうと思ってた?

藤原:(笑)。今思うとゾッとしますよね……当時はMC業がどういうものか理解してなかったんですよ。最初にお話を頂いた時に日本のバラエティのMCをイメージしていたんです。ああいう現場ってMCがすごく権力あるじゃないですか。それで案の定本人たちより前に出すぎちゃて、終わった後マネージャーさんにめちゃめちゃ怒られました。そういうのじゃないよって、アイドルだった時のことは忘れろって。

カイ:僕も当日は前に出ないようにします……。

古家:いや、この日は出てほしいよ!

藤原:そう、この会に関してはね! 逆に出てくれないと寂しくなっちゃうから。

――それでは、最後にKstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

藤原:普段色々なイベントでMCとしての僕たちを見てくださっている方々に、MCってこういう仕事しているんですよっていうのを楽しく伝えられたらいいなと思います。「実はアイドルの皆さんがやっていたようなことを僕たちもやりたかったんですよ~」っていう姿も、楽しんでいただけると嬉しいです! カイさんと僕たちのケミ(ケミストリー、相手との相性)も必見です!

カイ:僕はお2人の魅力を“世界”に轟かせるために頑張ります! ただそれだけです!

古家:藤原君と以前からやろうと思っていたことを、こうして形にできただけですごく嬉しいと思っています。普段MCという立場でイベントに参加しながら、「もっとこういう風にできたらな」って思っていたことを実際に自分たちでやろうっていうところが原点なので……今回のイベントが、僕らの予想していた通り上手くいけば、皆さんにも間違いなく楽しんでもらえると思っています。3人で頑張っていきたいと思います!

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