“体臭物議”女子アナ契約解除 事務所声明に他の事務所関係者、フリーアナの見解は「人を傷つけることは」

2024年08月17日 07:15

芸能

“体臭物議”女子アナ契約解除 事務所声明に他の事務所関係者、フリーアナの見解は「人を傷つけることは」
川口ゆりアナウンサー(@funifuniyuri)から
 男性の体臭に対するSNS投稿が物議をかもしたフリーアナウンサー・川口ゆり(29)との契約を解除した芸能事務所「VOICE」は16日、公式サイトで、同社への問い合わせやネット上の声を受け、改めて声明を出した。
 川口は8日にXで「自分で気づけない体臭(身近な女性は指摘しにくい)、日々の身体の調子は食生活や少しのケアでいくらでもよくできる」「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど。夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…」(原文ママ、削除済み)と投稿。批判の声が多数上がり、10日に「VOICE」が契約解消を発表。これにネット上では「解雇はやりすぎでは」など、ざまざま意見が飛び交っていた。

 11日の声明では「当社では、言葉で誰かを傷つけることがないように。ということを大切にしているため、業務委託契約を続けることは困難という苦渋の決断に至りました」とし「一部ネット上で、彼女の普段の素行の悪さから契約解除になったという憶測が出ておりますが、そのようなことはありません」と説明。所属タレントのSNS運用方法は「本人アカウントの為、個人の判断で運用しており、その内容については当社のチェックを経る運用にはございません。ただし、当社業務に関するものについては、そのチェックを経る運用となっております」とした。

 フリーアナが所属する芸能事務所関係者はスポニチアネックスの取材に「やりすぎ」の声も出ていた契約解除について「ウチでは解雇までは行かない。厳重に注意しても、同じようなことを繰り返すようなら考えることになります」と語る。SNS運用については「誹謗中傷をしない、名誉を棄損しないなどの基本的な注意を伝えた後で本人に任せています」と話した。

 ほかの事務所所属の女性フリーアナも「SNSの投稿内容は基本的に本人に任されています。私個人はSNSだけでなく、仕事すべてにおいて、人を傷つけないことをいつも気を付けています。今回の川口さんについては、この発言がどのように受け止められるのか、想像力が足りなかったのではないかと、同じフリーアナとして思います。そして、言葉で伝えていく仕事ですので、アナウンサーとしての認識も甘かったのでは。ただ、契約解除ですが、1度の失言では重いと感じました。何度もするようなら別ですが…というのが個人的な思いです」と見解を語った。

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