Stray Kids、3度目のワールドツアーがソウルで開幕!「様々なプレッシャーも…応援が心配を吹き飛ばした」

2024年09月02日 12:30

写真=JYPエンターテインメント
Stray Kidsが、体操競技場の屋根を突き破る勢いで新しいワールドツアーの幕を開けた。

Stray Kidsは9月1日、ソウル松坡(ソンパ)区KSPO DOME(オリンピック体操競技場)で3度目のワールドツアー「dominATE」のソウル公演を開催した。今回のコンサートは、Stray Kidsが全世界18地域で42回行った2度目のワールドツアー「MANIAC」以来、新たに披露するワールドツアー「dominATE」の初公演だ。8月24日と25日、31日の3日間にわたって全席完売を記録したコンサートを成功裏に終了したメンバーたちは、体操競技場を埋め尽くしたSTAY(ファンの名称)と熱く交流した。

2018年3月に「District 9」でデビューしたStray Kidsは、メガヒット曲の一つである「ソリクン」の歌詞のように、完璧なセルフプロデュース能力を基に“S-Class”の「ソリクン(歌い手)」となった。米ビルボードの2大メインチャートでも1位を獲得した。2022年3月に発売した「ODDINARY」を皮切りに、5つのアルバム連続でメインアルバムチャート「ビルボード200」1位を記録したことに続き、7月に新譜「ATE」のタイトル曲「Chk Chk Boom」でメインソングチャート「HOT100」49位を記録し、3連続チャート入りに成功した。これに満足せず、今回のツアータイトル「doninATE」には、世界各地の大型ステージを席巻するという抱負を込めた。

「MOUNTAINS」で幕を開けたStray Kidsは、「Sorcerer」「JJAM」「District 9」「Back Door」「Chk Chk Boom」「TOPLINE」「Super Bowl」「COMFLEX」「樂(LALALALA)」「twighlight」「Lonely St」「Social Path」「GET LIT」「ITEM」「DOMINO」「神メニュー」「S-Class」「蜘蛛の糸(VENOM)」「MANIAC」を相次いで熱唱した。

120分余りの公演時間を通して、Stray Kids特有のカッコよさと余裕に溢れていた。8人のメンバーたちは、前回の2度目のツアーで日本のドームと北米のスタジアム公演で培った貫禄をもとに、中央のステージと花道ステージはもちろん、両サイドまでステージのあちこちを駆け巡り、素晴らしいステージ運用力を証明した。何よりも、K-POP第4世代グループの中で、他の追随を許さない素晴らしいライブが輝いた。今回のツアーで初めて披露したライブバンドとの相乗効果も存分に発揮した。

スンミンは「ワールドツアー"dominATE"が始まった。今日は(ソウル公演の)最終日だ。本当に久しぶりに僕たちが新しいツアーを始めたが、どうだった?」と挨拶した。観客の熱い歓声に、リノは「まだウォーミングアップなので、ますます発展していく皆さんのテンションを見守りたい」と語った。

ヒョンジンは「皆さんのおかげで、僕たちがこんなに大きくなったスケールで、皆さんと一緒にできることをとても嬉しく思う。ありがとう」と述べた。ハンは「これまでになかったツアーの始まりを皆さんと共にするだけに、素敵な姿をお見せするために新しいステージを準備した」と話し、新しい仲間であるライブバンドチームを紹介した。バンチャンは「とても素敵な方々だ」とバンドのメンバーを紹介した。

今回のツアーのハイライトは、初公開された8人8色の未発売ソロ曲のステージだった。ハンは自由なロックスターの感性の「Hold my hand」を、リノは爽やかな魅力の「Youth」を、スンミンは繊細なボーカルにギター演奏を添えた「そう、ゆっくり、僕たち」を、ヒョンジンはアーティスティックな個性の「So Good」で、これまでに見せたことのない魅力をアピールした。

リーダーのバンチャンは、腹筋で致命的なセクシーさをアピールした「Railway」、I.Nは挑発的で感覚的なパフォーマンスが際立つ「HALLUCINATION」、フィリックスはユニークな魅力が込められた「Unfair」、チャンビンは強烈なエネルギーの「ULTRA」を披露し、それぞれの個性を存分に発揮した。

公演の終盤で、スンミンは「今回のツアーで新しいチャプターを開くような気がした。メンバーや多くのスタッフの方々と一生懸命に準備した」と語った。観客の熱い反応に、チャンビンは「皆さんの声援が僕たちに大きな力を与えてくれる」と感謝を伝えた。

フィリックスは「STAYの愛と応援、エネルギーが僕たちをより強くしてくれる。また良い姿でSTAYを幸せにしてあげたい」とし、笑顔を見せた。ヒョンジンは「新しいチャプターを開いたということは、皆さんとこれから良い思い出をたくさん作れるという意味だと思う。これからも長く楽しい思い出をたくさん作ろう」と語った。

「I Like it」と「CASE 143」「My Pace」「Stray Kids」「MIROH」で構成されたアンコールステージでは、メンバーが感想を述べた。I.Nは「皆さんのおかげで、もっと楽しむことができた。本当にありがとう」と笑顔を見せた。

チャンビンは「こうして最後のソウル公演が終わり、僕たちも残念だ。これからはステージに立つ前に緊張しない。ただただワクワクする。でも、初めてのソウル公演の時は、本当に緊張した状態でステージに立った。STAYがたくさん声援を送ってくれたおかげで、緊張をほぐしながらステージを披露することができた。ツアーのタイトルの通り、僕らはステージを噛み砕いて、STAYは客席を噛み砕いた。これはロールプレイだ。僕たちが一生噛みしめる瞬間であり、一生楽しめるマッチプ(美味しいお店)だから」と語った。

続けて「STAYのみんなが、屋根が吹っ飛んじゃうほどのテンションを見せてくれた。昨日、携帯電話の充電をしなかったけど、皆さんが充電してくれたようだ。とても良いエネルギーをもらった。このエネルギーをもらって、残りのツアーも健康に気を付けながら楽しんでくる。僕たちは離れるのではない。僕たちの音楽とステージをもっとたくさん知らせてくるので、待っていてほしい」と付け加えた。

リノは「僕たちは離れるわけではない。ちょっと旅行に行ってくるから待っていてほしい。またソウルに来てコンサートをすると言った時、皆さんがいなかったら? もう……」とし、「紆余曲折を経て作られたコンサートだと思う。簡単なことだけではないコンサートだった。緊張よりも楽しもうという気持ちが大きかったが、カムバック活動と様々なことが重なってプレッシャーがあったし、どうすれば素敵な姿を披露できて、満足してもらえるのかプレッシャーが大きかった。4回の公演をしてみたら、やっぱりStray Kidsはステージ体質だ。皆さんが楽しんでくれて、そんな心配なんて吹っ飛んでしまうような魔法をかけてくれた。皆さんが僕たちの原動力であるし、僕たちが皆さんの原動力でありたい。これからも応援してほしい」と語った。

スンミンは「忙しくしていたら、今日が9月の初日だった。今年もいつの間にか4分の3が過ぎ、本当に残り一切れだけとなった。コンサートを準備し、こうやって4回の公演を行い、今年突っ走ってきた瞬間を振り返ってみた。メンバーもそうだが、僕もいろいろなことを経験して大きく成長した。STAYと一緒に過ごす時間の中で多くのことを感じ、学んだ。いつも本当に最善を尽くしていることを知ってほしい。僕も、メンバーも冗談をたくさん言うけど、ステージについてだけは本気でやっていることを知っていてほしい。今日来てくれた皆さん、ありがとう」と語った。

最後にチャンビンは「ファンミーティングで、魔の7年は心配しなくてもいいと言ったけれど、その言葉に責任を取れたことをうれしく思う。メンバーにも感謝しているし、多くのスタッフの方々にも感謝する」と明らかにした。Stray Kidsの全メンバーは、来年初めのJYPとの専属契約満了を控えて、7月に再契約を締結した。

この日の公演の客席には、ジェジュンとメイクアップアーティストのイ・サベ、所属事務所JYPエンターテインメント直属の先輩であるTWICEのジョンヨン、後輩であるNEXZらが訪れた。

ソウル公演を成功裏に終了したStray Kidsは、9月28日にシンガポール・ナショナルスタジアムを皮切りに、メルボルン・マーベルスタジアム、シドニー・アリアンツスタジアム、高雄・国家体育場、バンコク・ナショナルスタジアム、ジャカルタ・ゲロラ・ブン・カルノ・マディア・スタジアムなど、自己最大規模のツアーを展開する。大規模な観客を収容できるスタジアム公演だけで計6回を控えており、今後、ラテンアメリカ、北米、ヨーロッパ地域の公演を追加で発表する予定だ。



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