楠田枝里子 「運命の出合い」愛猫との生活満喫も別れに「泣き暮らしました」 再び前を向いたきっかけとは

2024年09月02日 15:34

芸能

楠田枝里子 「運命の出合い」愛猫との生活満喫も別れに「泣き暮らしました」 再び前を向いたきっかけとは
楠田枝里子 Photo By スポニチ
 フリーアナウンサーの楠田枝里子(72)が2日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。4年前に他界したという愛猫との出合いや別れについて語った。
 楠田は幼少期から動物好きだったとし「大好きでしたね。もう犬も猫も鳥も。なんでも好きでしたね」と目を細めた。

 それでも「東京に出て来て1人暮らしを始めて、これでは動物とは暮らせない、生き物は飼えないなとあきらめていたんですね」と楠田。だが「運命の出合いってあるんですね」と愛猫に出合うことができたとした。

 ある番組にゲスト出演した際に、ディレクターが動物、猫が好きな楠田のためにサプライズでスタジオに子猫を2匹用意してくれたという。「素敵でしょう。そのうちの1匹がソマリ(猫の品種)、のちにうちの子になるんですが、マフィンちゃんだったんです」と打ち明けた。

 「その子は大物でした」と言い、その猫はスタジオのセットを歩くと楠田の前でぴたりと止まり「くっと顔を上げて私を見上げて、真っ青な大きな目で“ここに決めた!”とばかりに私の膝によじのぼったんです。それで番組の間中私の膝の上にいたんです」と回顧。「もうこれはね、私は選ばれてしまったって思いました。もう連れて帰るしかないですね」と「マフィン」と名付け、共に暮らすようになったとした。

 「いやあ楽しい毎日でしたね。いろんな四季の行事ですとかお楽しみもマフィンちゃんと一緒に遊んで」とクリスマスや正月を共に楽しむ様子の写真などを披露すると、思い出を語った。

 しかしマフィンちゃんは「4年ほど前に旅立ちました」と楠田。「いやあ本当にショックでしたね」と話したものの18歳と4カ月で他界し「長く生きてくれました」とも語った。

 当初は「号泣してて。2カ月3カ月泣き暮らしました」と言い、「で私も体調崩してしまって、その間。もう本当に弱り切っていたんですね。まだあの子がいなくなったことが受け入れられなくって、どうしても家にいるとあの子の姿を探してしまうんですよね。だから大きな声であの子の名前呼んだりして」ということもあったとした。

 それでもクリスマスの準備をする時期を迎え、それまでのように楽しく過ごすことはできないと思ったが、「その時にあの子がささやいた気がしたんです。“ねえママ、今年もクリスマスツリー飾ろうよ”って。で、その声に誘われるようにしてクリスマスツリーを出すことにしたんですね」と思い直したという。

 「で、思い立って、インスタグラムを、それをきっかけに始めました。インスタグラム、最初の一枚は私とマフィンちゃんのシーンです。で2枚目はクリスマスツリーです」とクリスマスツリーを出して飾っていく様子をアップ。「でマフィンちゃんも出て来ます」とかつての画像で登場させていると明かすと、「そしたら凄く楽しくなって。今年もマフィンちゃんとクリスマスを楽しんでるっていう気分になったんです」と声を弾ませた。

 「私があの子を愛する気持ちは、死などによって分かたれるものではない。いや、むしろあの子の存在は、永遠のものとなった。私はこれからもマフィンとともに、あの子と一緒に生きていく。新しい生活を生きていく」と語ると、「たとえ姿が見えなくても、私の命ある限りあの子と一緒だっていうふうになったんですね」と前を向いたとした。

 その後もインスタにはたびたびマフィンちゃんは登場していると言い、「私のインスタのフォロワーさんたちが本当に優しくて素敵なのは、全部知ってるんですよ。知っていてもマフィンちゃんの登場を歓迎してくれる。そしてマフィンちゃんと会話を交わしてくれるんですね。私もそれに加わって楽しく時を過ごす。で、私の生活はますます楽しくなるというわけなんです」と笑顔で話した。

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