松井一郎氏　斎藤知事の涙の意味、元上司として推察「自らの情けなさが感情としてこみあげたんだろうなと」

2024年09月12日 11:01

芸能

松井一郎氏　斎藤知事の涙の意味、元上司として推察「自らの情けなさが感情としてこみあげたんだろうなと」 — 松井一郎氏 Photo By スポニチ

　日本維新の会の元代表で、元大阪府知事、元大阪市長の松井一郎氏（60）が12日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）にリモート出演。斎藤元彦兵庫県知事（46）を巡る疑惑告発文書問題について言及した。

　この問題を巡り、県議会最大会派の自民党は知事不信任決議案を9月議会に提出する方針を固めた。開会日の19日に提出する案が浮上している。他会派の多くも不信任でまとまりつつあり、可決が見込まれる情勢。可決の場合は斎藤氏は失職か議会解散かの選択を迫られる。

　斎藤氏は11日の定例記者会見で「状況は大変厳しく重く受け止める」とする一方、続投の意思を改めて強調。不信任決議案が提出されたら「選択肢はさまざまある」と述べ、議会解散に含みを持たせた。前回知事選で支えた自民県議も辞職要求する状況に「申し訳なく、自分に対して悔しい」と涙する場面もあった。

　大阪府知事時代は上司と部下の関係で、日本維新の会代表の時には、兵庫県知事選で斎藤氏を支持した松井氏は、斎藤氏の涙の会見について「見ました。うーん、これまで百条委員会での発言と大きく前進するような中身の話はなかったかなと。でも斎藤さんにすると、やはり彼自身が県民からの負託を受け、県民のために政策を実現してきた部分もありますから、その彼が政策を実現してきた、あと1年間、4年という負託の中で、ここで全会派、全議員から辞職を求められているという部分に対して自らの情けなさ、そういうことが感情としてこみあげたんだろうなと思います」と推察した。