大根仁監督 若き日にNYで奇跡の遭遇「ヒョロッとした金髪のにいちゃん」が実は大物ミュージシャン

2024年09月12日 15:43

芸能

大根仁監督 若き日にNYで奇跡の遭遇「ヒョロッとした金髪のにいちゃん」が実は大物ミュージシャン
大根仁監督 Photo By スポニチ
 ネットフリックスシリーズ「地面師たち」を手掛けた、映像ディレクターの大根仁監督(55)が7日放送のTOKYO FM「川島明 そもそもの話」(土曜後5・00)にゲスト出演。20代の頃に米ニューヨークで遭遇したミュージシャンについて語る場面があった。
 高校卒業後に映像系専門学校に進学、校内コンテストに応募した「MVもどき」が審査員だった映画監督・堤幸彦氏に評価されたことがきっかけで、映像の世界に足を踏み入れた。当時、堤氏はニューヨークで生活しており、コンテストの“堤賞”として「ニューヨークご優待」の特典をもらったという。

 「飛行機代は出さないけどもし来たら泊めてやるぐらいはいいって。1989年で当時のニューヨークは世界で一番イケてる街で、絶対行こうと思って、バイトしてお金貯めて格安チケットでニューヨークに遊びに行った」と米国の堤氏のもとへ。堤氏は当時、秋元康氏との番組制作会社「SOLD OUT」で活動しており、大根監督は「泊めてくれてご飯を食べさせてくれて。3~4カ月遊ばせてくれた」と回顧した。

 ニューヨークで様々な文化に触れ、帰国前には「ウチに来ればいいじゃん」とADとして「SOLD OUT」に入社することに。「一見シンデレラストーリーっぽいけど全然違う。ただラッキーなだけ」と人生の転機を振り返った。

 ニューヨークでは驚きの出会いもあった。「ワシントンスクエアっていう公園で“この先どうしようかなあ”みたいなことを考えていたら、前からヒョロッとした金髪の日本人のにいちゃんが歩いてきた。“んっ?”と思ったら当時THE BLUE HEARTSの甲本ヒロトで『TRAIN-TRAIN』のあたりかな」と、甲本ヒロト(61)との遭遇を告白。

 「ヒロトだ!と思って、目が合ったんです。で、ヒロトが例のあの顔でニコッて俺に笑ってくれて」と振り返り、「そこで何か話すわけでもなく。でも将来に不安を感じてた時にニューヨークのワシントンスクエアっていう公園で偶然ヒロトと会ってヒロトが笑いかけてくれたっていうことは、俺の人生大丈夫な気がするって」と一瞬の邂逅が心の支えになったと明かした。

 その後、多くの映画やドラマ、MVなどを手掛ける売れっ子となった大根監督だったが、甲本との接点はその一度だけ。「それ以来1回も会ったことない。仕事もしたことないし。ただずっと好きで聴いてますけど、お会いできたら話したいんですけどね」と語っていた。

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