岸川は8強入り 男子シングルス日本勢初 2012年08月01日 06:00 五輪 男子シングルス4回戦 韓国選手(手前)と対戦する岸川聖也 ロンドン五輪卓球男子シングルス4回戦 水谷とは対照的に、積極的に攻めた岸川が4―1で第7シードの呉尚垠(韓国)を下し、男子シングルスでは日本勢初の8強入りを決めた。 団体のダブルス用に磨いていたバックハンドの鋭い高速回転が掛かる「チキータ」で相手を翻ろう。「守っていても勝てない」と攻め続けた完勝劇だった。次戦は1日の準々決勝で、世界ランク4位の王皓(中国)が相手だが、「五輪は波乱の多い大会。格下が勝ちやすいので、僕にもチャンスがある」と金星を狙っていた。