佳純 史上初のメダルに届かず…「団体戦でリベンジを」
2012年08月01日 23:01
五輪
互角の勝負を繰り広げながら第1ゲームは9―11。激しく台上で打ち合いながらここ一番で相手のフォアハンドが厳しいコースに決まり、6―11、5―11と連続して落とし追い込まれる。第4ゲームもいきなり7ポイント連続で失い、主導権を握れないまま5―11でストレート負けした。
「悔しい。まだまだだなと思った。第1ゲームを取りたかった。ラリーでは何回打っても返ってきて先にミスをしてしまった」と石川。村上恭和監督は「バック同士のラリーでもう少し互角に戦えればよかったが、先に変化をつけられて受け身になってしまった。そこが一番の敗因」と分析した。
準々決勝ではワン・ユエグ(シンガポール)に1ゲーム先取されながら、4ゲーム連取して逆転勝ちし、日本勢初のシングルス4強に到達。準決勝で李暁霞には1―4で敗れて臨んだ3位決定戦でも完敗し、メダル獲得はならなかったものの「団体戦でチャンスがあると思うので、そこでリベンジしたい」と前を向いた。