【アウディ杯3位決定戦 Rマドリード5―3フェネルバウチェ ( 2019年7月31日 ドイツ・ミュンヘン )】
2日連続の試合でベンチスタートということはまだまだだと判断されたということ。それでも16~17分間だったが、いいアピールができた。後半43分には右足でシュートしたが、前日の“課題”を修正していた。
ポジションは前日の右ワイドから真ん中に変わったが、ジダン監督は適性を見ていると思う。ワイドはプレッシャーも少なく、視野も180度でいいが、真ん中はプレッシャーもきつく、視野も360度必要。カットインして左足でシュートすることを考えれば右ワイドがいい。モドリッチと一緒に交代出場したが、一緒にプレーしたことで、練習では得られないものを肌で感じたはずだ。
今後はチャンスメーカーかゴールゲッターか自分の中で決めて取り組んだ方がいい。体格的にはチャンスメーカーだろう。この2試合でボールを失ったりパスミスする場面があったのでそこを修正し、決めるときに決められればすぐにチャンスが来ると思う。 (元ジェフ市原強化部長)