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アカデミー出身最年長、DF船木翔がVへ引っ張る「節目の年に夢をかなえたい」

2024年03月20日 05:30

サッカー

アカデミー出身最年長、DF船木翔がVへ引っ張る「節目の年に夢をかなえたい」
C大阪・船木
 C大阪の選手やスタッフが思いを語る連載「サクラ咲ケ」。今回はDF船木翔(25)が登場。昨季まで通算15年在籍したDF丸橋祐介(33)が鳥栖に移籍し、今季からアカデミー出身選手では最年長となった。左サイドバックが本職ながら、開幕からセンターバックで4戦連続フル出場と好調をキープ。クラブ設立30周年イヤーへの思いを語った。
 セレッソファミリーの皆さん、こんにちは。船木翔です。

 キャンプからチームにいろいろとアクシデントがあった中で、センターバックとしてチャンスを与えていただきました。絶対的な存在にはまだなれていないですけど、チームは4戦負けなし。練習から100%で取り組めているのが、今につながっているのかなと思っています。

 センターバックはリアクションが多く、すごく難しいポジションで、その中でも駆け引きが難しいです。隆矢(DF西尾)みたいに強く当たれる選手なら、もっとガツガツいけることもありますが、自分はそうではない。もちろんそこも強くしていかないといけないですが、今は難しい中でも駆け引きが楽しくて、センターバックのやりがいを感じているところです。

 センターバックには、リーダーシップも求められます。勉強になっているのが、当初はポジションを争っていたノボリ君(DF登里)の声かけの質です。的確に指示を出すレベルに、まだまだ自分は到達していないですが、チームでやらないといけないことを徹底させることぐらいは、隆矢と自分が中心となって声かけをしなければいけない。ノボリ君はどんな時でも明るく、楽しくサッカーをやっていて、プレー面だけでなく人間性が優れているから、あれだけ長く愛される選手になっていると思います。自分も頑張って、そういう選手になりたいですね。

 今季、丸橋選手が鳥栖に移籍し、背番号14も受け継いでアカデミー出身選手では最年長になりました。20年近く、ピンクのユニホームを着て頑張ってきて、クラブ設立30周年という節目の年に初のリーグ優勝という夢をかなえたいし、その中心に自分がいたいと強く思っています。何よりもスタジアムでサポーターの皆さんの笑顔を見たり、応援のメッセージをもらえたりすることが、日々の頑張りにつながっています。絶対に楽しい試合をするので、ぜひスタジアムへ試合を見に来てほしいです。よろしくお願いします。

 ◇船木 翔(ふなき・かける)1998年(平10)4月13日生まれ、奈良県北葛城郡出身の25歳。4歳からサッカーを始め、6歳でC大阪のスクールに入団。下部組織一筋のキャリアを歩み、17年にトップチーム昇格。20年に磐田へ、21年に相模原へ期限付き移籍し、22年からC大阪復帰。1メートル77、65キロ。利き足は左。

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