セレッソ大阪 サクラ咲ケ
見せてくれ!毎熊神話 ゴール決めれば7勝2分け 首位・神戸相手にも一撃期待
2023年06月03日 05:30
サッカー
「昨年1年間セレッソでプレーし、本当にタイトルを獲りたいという気持ちがすごく強くなった。層が厚いので、誰が出ても変わらないというのはチームのいいところだと思うのですけど、個人的にはただ出ているだけじゃなくて、代わりがいないぐらいの選手になりたい」
唯一無二の存在を目指す背番号16がJ2長崎でプロ生活をスタートさせてから一度も崩れていないのが、リーグ戦で得点を挙げた試合では負けないという不敗神話だ。9試合7勝2分けで、特筆すべきは昨季のC大阪移籍後に限れば3戦全勝。今季も4月23日の柏戦で決勝ゴールを叩き込み、神話を継続させた。悲願のリーグ制覇へ何が何でも勝ちたい神戸との大一番でも大きな期待がかかる。「僕が点に絡む時というのは、前へ、前へ攻撃参加している時。そういった回数を増やせば、おのずと勝利の確率は上がる」。決して偶然ではない不敗神話を、自身の中でも大切にしている。
複数のポジションをこなすということは、一つにかけられる時間が少なくなるということでもある。ただ、それをきっちり補完できるのも強みだ。試合を振り返る際は、映像で自分の動きを見た後に再度、他のポジションも見直す。2倍の時間がかかっても、陰で努力できることが今の地位を築き上げた。小菊昭雄監督からも「まだまだ彼は伸びる。私のサッカーに必要不可欠な選手」と絶大な信頼を得ている。“晟矢”の由来は「“日”の下で“成”功し“矢”のように突っ走れるように」――。矢のようなシュートを決めて、桜色に染まったスタジアムを沸かせる。
◇毎熊 晟矢(まいくま・せいや)1997年(平9)10月16日生まれ、長崎県出身の25歳。小1から競技を始め、東福岡3年時は総体と選手権の2冠。桃山学院大を経て20年に長崎へ入団し、J2通算74試合出場6得点。C大阪に加入した昨季は28試合出場3得点。1メートル79、69キロ。利き足は右。
《DF陣は“Wリョウスケ”》
DF陣は2人のリョウスケが絶好調だ。山中亮輔=写真<上>=は左サイドバックとしての堅い守りはもちろん、正確無比な左足のクロスでリーグ7位タイの4アシストをマーク。DFとしては驚異的な数字だ。そして今、チームで最もノッているのが、5月14日京都戦でスタメンを勝ち取ってからリーグ戦で3試合連続無失点を継続している進藤亮佑=同<下>。右センターバックとして堅守が光り「とにかく試合で結果を出すために、いい心と体の状態で臨めている」とさらに連勝を伸ばす原動力になる。
《当日ゲストは見取り図》
神戸戦当日は、お笑いコンビの見取り図がゲストとしてヨドコウ桜スタジアムに来場する。ハーフタイムにはスペシャルコンテンツと銘打たれた企画が用意されており、会場全体を盛り上げる。また、見取り図のYouTubeチャンネル「ディスカバリーチャンネル」にて、C大阪との事前YouTubeコラボも実施。見取り図の2人は「セレッソ大阪を盛り上げられるように頑張りますので、皆さん生でサッカーみにきてください!お待ちしております!」と熱いコメント。現地で観戦し勝利の瞬間を見取り図と共に見届けよう。
《プレゼント》
「ヤンマー#Football is our engineサポーティングマッチ」として行われる神戸戦当日は、各入場ゲート(ビジターサポーター自由席は除く)にて先着1万7000人に「ヤンマーオリジナルナップサック」がプレゼントされる。ナップサックの表面はC大阪のチームエンブレムとヤンマーホールディングス株式会社のロゴがあしらわれたデザインとなっており、試合観戦からお出かけ、アウトドアまで活躍間違いなしのグッズだ。さらに、ヤンマーホールディングス株式会社公式サイトから「ヤンマー#Football is our engineサポーティングマッチ」スペシャル壁紙が期間限定でダウンロードできる。