セレッソ大阪 サクラ咲ケ
“どこでも奥埜”が夏に躍動「勝利をつかめるようにやっていきたい」7・2川崎F戦
2022年06月30日 05:30
サッカー
今季は奥埜の存在感が際立つ試合が多い。8強入りを決めた6月11日のルヴァン杯プレーオフ第2戦・湘南戦では勝利を決定づける4点目のゴール。5月21日、G大阪との「大阪ダービー」では、1―1で迎えた後半21分に勝ち越しの一撃を決めると、終了間際にダメ押しの2点目。宿敵相手に叩き出した非常に価値ある2発。ここからリーグ戦3連勝。上り調子に導いた立役者だ。
ちなみにこのダービーマッチでは、大阪・通天閣のシンボル「ビリケンさん」が通算10度目のベンチ入り。「幸福の神様」の来場マッチはこれで7勝3分けと不敗。奥埜は「ビリケンさんと顔が似ている」とクラブの公式SNSで紹介されており、勝利後に本人は「またあやかれるように頑張る」と笑った。今やもう、奥埜自身が「神様」に近い存在と言っても過言ではない。
「チーム全員でいい準備をして、勝利をつかめるようにやっていきたいと思います」
天皇杯2試合、ルヴァン杯2試合も消化するなど、チーム一丸となって6月の過密日程を乗り越え、26日の18節・清水戦終了時点でリーグ7位。そして勝負の7月、一発目にぶつかるのは川崎F。過去5年で4度J1を制している難敵だが、4月2日、敵地での対戦では4―1で圧勝。今回はいいイメージを持って戦える。ただ、現状の順位はあくまで川崎Fが上。C大阪は挑戦者。再進撃へ、神様・奥埜がチームをけん引する。