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【だから元気!】渡辺えり 無心で作って、ベジ食べる 野菜炒めでコンディションは絶好調
2022年02月04日 05:30
社会
仕事から帰ってきたら自宅の冷蔵庫をのぞいて、在りものでチャチャっと作ります。今日はパプリカ、ズッキーニ、ブロッコリー。まずはフライパンを熱してオリーブ油を引き、食べやすいように切った野菜を並べます。
そこに塩コショウをして、隠し味にしょう油を少々加えて、フタをして…。こうしてできたホクホクでおいしい野菜炒め。仕事から帰ってきて、自宅でゆっくりと味わうのが癒やされる瞬間です。
外食も多い生活をしてきたけれど、基本的には自分の料理を食べることが好き。ブタのショウガ焼きも好きで作るけど、私の料理は圧倒的に野菜が多いんです。
おかげさまで「いつも元気で、肌がきれいですね」なんて言われることもあります。考えてみれば、この野菜料理が私のコンディションを支えてくれていますね。自炊する時間がなくて外食が続くと疲れやすかったり、ダルい感じがするんです。それが野菜を食べるとホッとするし、3日間は体調が良い気がします。
実際に野菜にはビタミンやミネラルが多く含まれている。これが疲れにいいし、美肌、代謝に効果があるっていわれていますよね。
そんなこんなで栄養のエキスをたっぷり吸い込んでいるんでしょう。私は野菜好きのぽっちゃりなんです。周りを見回してみると、野菜が好きな人は感じのいい太り方をしていませんか?肉の好きな人は筋肉質で痩せているんじゃないかな。草食の恐竜だって太っているでしょ(笑い)。
体調面に加えて、料理を作っている間は貴重なリフレッシュタイムになっています。包丁を使うので余計なことを考えず、物凄く集中しているからでしょうか「親のかたきみたいな顔をして料理をしている」ってよく言われます(笑い)。無心で向き合えるこの時間は物凄く気分転換になっていますよ。
こうやって整えたコンディション。それを生かして頭が働くうちは活動していきたい。日本の女性の健康寿命は74.79歳。それ以降も何とか元気でいたいです。そのためには筋力の低下を防がないといけないそうですね。大切なのは年をとっても気力を維持して動き続けること。そのために、今日もキッチンに立ちますよ!
《舞台「有頂天作家」11日まで中止に、12日以降は未定》渡辺が出演予定の舞台「有頂天作家」(東京・新橋演舞場)は関係者に新型コロナウイルス感染が確認されたため、初日の1日から11日までの上演中止が発表された。12日以降は決まり次第、発表される。千秋楽は15日。渡辺とキムラ緑子(60)による人気喜劇「有頂天シリーズ」の第4弾。女優杉村春子さん(1997年死去、享年91)に書き下ろされた名作舞台「恋ぶみ屋一葉」をもとにした作品。明治時代の東京を舞台に女性の友情や三角関係を笑いあり、涙ありに描く。渡辺は「掛け合いは漫才みたいなシーンになっていて見どころです」と意気込んでいる。
◇渡辺 えり(わたなべ・えり)1955年(昭30)1月5日生まれ、山形出身の67歳。1978年に「劇団2〇〇」を旗揚げし、小劇場ブームをけん引した。劇作家、演出家としても活躍。83年「ゲゲゲのげ」で岸田国士戯曲賞、87年「瞼の女 まだ見ぬ海からの手紙」で紀伊国屋演劇賞。身長1メートル60。血液型O。