スポクラ男子・楢崎明 世界選手権代表決定「頑張らないといけないと気合が入った」

2023年02月27日 04:11

スポーツクライミング

スポクラ男子・楢崎明 世界選手権代表決定「頑張らないといけないと気合が入った」
男子準決勝で壁を登る楢崎明智 Photo By 共同
 スポーツクライミングのリード・ジャパンカップ(JC)最終日は26日に千葉・松山下公園総合体育館で行われ、女子は森秋彩(あい、茨城県山岳連盟)が4大会連続6度目、男子は小俣史温(東京都山岳連盟)が初優勝を飾った。今月初旬のボルダリングJCとの順位ポイントの合計が1位となった男子の楢崎明智(日新火災)が、今年8月の世界選手権(ベルン)と9月のアジア大会(中国・杭州)代表に内定。女子は森と今大会4位の伊藤ふたばが並んだため、4月の複合JCに代表決定が持ち越された。

 今大会は準決勝敗退で12位に終わった楢崎明だが、他のボルダリングJCの上位者も振るわず、24年パリ五輪の最初の予選となる世界選手権代表に決まった。自身の成績が振るわなかったためか、「凄くうれしいが、まだまだ実力不足。頑張らないといけないと気合が入った」と控えめ。ただ、東京五輪代表の兄・智亜との兄弟五輪出場に一歩近づき、「トモ君も負けないでほしい」と今大会決勝進出を逃した兄の世界代表入りを願った。

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