レイカーズが3連勝 逆転勝利の27点差は今季最大 八村は2得点のみ 出場11分は今季最

2023年02月27日 08:31

バスケット

レイカーズが3連勝 逆転勝利の27点差は今季最大 八村は2得点のみ 出場11分は今季最
アービングとホリデーをかわしてシュートに持ち込むレイカーズのジェームズ(AP) Photo By AP
 レイカーズは26日、球宴明けの2戦目を敵地ダラス(テキサス州)で迎え、西地区全体6位のマーベリクスを111―108(前半47―61)で下して29勝32敗。アンソニー・デービス(29)が30得点と15リバウンド、3ブロックショット、レブロン・ジェームズ(38)も26得点と8リバウンドをマークしてチームは3連勝を飾った。
 ロードでは14勝18敗。現時点で西地区全体の11位となっており、プレー・イン・トーナメントの下限順位となる10位のペリカンズ(30勝31敗)とのゲーム差は「1」となった。

 この日はティンバーウルブスからトレードで移籍してきたガードのディアンジェロ・ラッセル(27)が太腿を痛めて欠場し、前ジャズのガード、マリク・ビーズリー(26)は先発したものの3点シュートを11本中9本失敗して8得点と精彩を欠いたが、同じくジャズから移籍してきたフォワードのジャレッド・バンダービルト(23)は15得点と今季自己最多の17リバウンドを記録。第2Qの4分52秒には21―48と27点差を追う展開になっていたが、後半では64―47と巻き返して試合をひっくり返した。

 レイカーズの逆転勝ちでの27点差は今季最大。チームの3点シュートは34本中6本で成功率は17・6%にすぎなかったが、ペイント内でのスコアでは62―32と圧倒し、チーム・リバウンド数でも56―48と上回って土壇場での攻防を制した。

 八村塁(25)は第1Qの5分11秒からコートに登場。しかし3点シュートとゴール下でのシュートを外すと、3分25秒後にはベンチに下げられた。第2Q開始から再びコートに戻ったがゴール下でシュートを2本失敗。“コーナー3”を待つのではなく、インサイドにカットしてボールをもらうなど、オフェンス・パターンを変えてきたものの、ボールはリングに嫌われ、このクオーターのプレータイムも3分42秒と短かった。

 第3Qの10分3秒、ジェームズとトロイ・ブラウンJR(23)の正面でのピック&ロールに呼応して右ベースライン際からゴール下にカット。ジェームズからのボールを受けたブラウンのパスをもらってダンクを決めたが、結局2得点と2リバウンドに終わり、出場時間帯のチームスコアは出場10人の中のワーストとなる「マイナス17」だった。接戦となった第4Qはベンチ。出場11分はウィザーズ時代を含めて今季最少となった。

 マーベリクスは32勝30敗。ルカ・ドンチッチ(23)が26得点、9リバウンド、5アシストをマークし、ネッツから移籍して7試合目の出場となったカイリー・アービング(30)は21得点、11リバウンド、5アシストを稼いだもののチーム全体で17回のターンオーバーを犯して20失点。アービングの新天地での戦績は4勝3敗となった。
 
 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場4分0秒=無得点)
(1)5分40秒・左コーナーから3点シュート=×
(2)9分5秒・左ローポストでのパワープレー。レジー・ブロックとの1対1でゴール下=×
 ▼第2Q(出場3分42秒=無得点)
(3)36秒・ペイント内で右手でフックシュート=×
(4)3分35秒・右サイドからインサイドにカットしてゴール下=×
 ▼第3Q(出場3分31秒=2得点)
(5)10分3秒・右ベースライン際からカット。ブラウンのパスを受けて両手でダンク=○(アシスト・ブラウンJR)
 ▼第4Q(出場機会なし)

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