箱根駅伝で“交差点”伝説 寺田夏生が現役引退「歩んできた陸上人生は間違っていませんでした!」

2023年02月27日 09:32

マラソン

箱根駅伝で“交差点”伝説 寺田夏生が現役引退「歩んできた陸上人生は間違っていませんでした!」
寺田夏生(20年12月撮影) Photo By スポニチ
 男子マラソンの寺田夏生(31=JR東日本)が26日の大阪マラソン後に現役引退を表明した。
 2時間27分7秒でレースを終えた後に自身のツイッターを更新。「今までたくさんの応援ありがとうございました!皆様の温かい応援に勇気づけられてここまで走ることができました!振り返ると苦しい事が多かったような気がしますが、自分の歩んできた陸上人生は間違っていませんでした!」とし、「これからも走る事は続けたいと思っているので、これからもよろしくお願いします!」とつづった。

 寺田は国学院大時代の11年箱根駅伝10区で、激しいシード権争いの中、ゴール手前約120メートルの交差点を中継車につられて右折。コースを間違えて11位に後退したものの、猛スパートで1人を抜き返してシード権ギリギリの10位でフィニッシュした。駅伝ファンの間では「寺田交差点」として伝説となっている。

 大学卒業後はJR東日本に入社し、20年にはマラソンの自己ベスト2時間8分3秒をマークしていた。

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