トレイルブレイザーズのリラードがロケッツ戦で71得点 70得点以上は史上8人目
2023年02月27日 14:47
バスケット
71得点は1月2日のブルズ戦でキャバリアーズのドノバン・ミッチェル(26)がマークした今季のリーグ最多に並ぶハイスコア。1試合で70得点以上を稼いだのはNBAでは史上8人目(計13回目)で、同一シーズンで2人が70得点以上を記録したのはNBA史上これが初めてとなった。
リラードのこれまでの自己最多得点は20年1月20日のウォリアーズ戦と同年8月11日のマーベリクス戦でマークしたチーム記録でもある「61」だったが、これを大きく更新。今季は1月12日のキャバリアーズ戦で50得点、1月25日のジャズ戦で60得点をマークしており、50得点以上は今季3回目となった。
ロケッツ戦での最多得点は2002年1月15日にアレン・アイバーソン(76ers)が記録した「58」だったがこれも更新。トレイルブレイザーズは今季チーム2位の21・4得点を挙げているアンファーニー・サイモンズ(23)を右足首の故障で欠いていたが、リラードが“2人分以上”の働きを見せてチームの勝利に貢献した。
トレイルブレイザーズは131―114(前半73―58)で勝って29勝31敗。得点部門で3位につけているリラードの平均得点は31・4から32・2に上昇した。
敗れたロケッツは9連敗で13勝47敗。3点シュートの成功は26本中7本で、リラード1人の成功本数より6本少なかった。
西地区全体首位のナゲッツは地元デンバー(コロラド州)でクリッパーズを延長の末に134ー124(前半66ー58、延長14ー4)で下して43勝19敗。センターのニコラ・ヨキッチ(28)は40得点、17リバウンド、10アシストで今季23回目(通算99回目)のトリプルダブルを達成した。ヨキッチが個人成績3部門に2ケタの数字を残した試合でナゲッツは今季23戦全勝。通算では27連勝となった。
東地区全体2位のバックスはヤニス・アデトクンボ(28)を故障で欠きながらもサンズに104―101(前半53―46)で振り切ってチーム歴代4位に並ぶ14連勝。今季の成績を43勝17敗として、試合のなかった首位セルティクス(44勝17敗)とのゲーム差を「0・5」としている。
<70得点以上達成者>
(1)100得点=ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)62年3月2日、対ニックス
(2)81得点=コービー・ブライアント(レイカーズ)06年1月22日、対ラプターズ
(3)78得点=ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)61年12月8日、対レイカーズ
(4)73得点=ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)62年1月13日、対シカゴ・パッカーズ
(4)73得点=ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)62年11月16日、対ニックス
(4)73得点=デビッド・トンプソン(ナゲッツ)78年4月9日、対ピストンズ
(7)72得点=ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)62年11月3日、対レイカーズ
(8)71得点=エルジン・ベイラー(レイカーズ)60年11月15日、対ニックス
(8)71得点=デビッド・ロビンソン(スパーズ)94年4月24日=対クリッパーズ
(8)71得点=ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ)23年1月2日、対ブルズ
(8)71得点=デイミアン・リラード(トレイルブレイザーズ)23年2月26日、対ロケッツ
(12)70得点=ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)63年3月10日、対シラキュース・ナショナルズ
(12)70得点=デビン・ブッカー(サンズ)17年3月24日、対セルティクス
<26日の結果>
*バックス(43勝17敗)104―101サンズ(33勝29敗)
*ホークス(31勝30敗)129―127ネッツ(34勝26敗)
*ブルズ(28勝33敗)102―82ウィザーズ(28勝32敗)
レイカーズ(29勝32敗)111―108*マーベリクス(32勝30敗)
*キャバリアーズ(39勝25敗)118―93ラプターズ(30勝32敗)
キングス(35勝25敗)124―115*サンダー(28勝32敗)
*ウォリアーズ(31勝30敗)109―104ティンバーウルブス(31勝32敗)
*トレイルブレイザーズ(29勝31敗)131―114ロケッツ(13勝47敗)
*ナゲッツ(43勝19敗)134ー124(延長)クリッパーズ(33勝30敗)
*はホームチーム
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