スノボ平野歩夢がデュー・ツアー初制覇 北京五輪以来の公式戦V「めちゃくちゃうれしい」

2023年02月27日 13:08

スノーボード

スノボ平野歩夢がデュー・ツアー初制覇 北京五輪以来の公式戦V「めちゃくちゃうれしい」
スノーボード男子ハープパイプのデュー・ツアーで優勝し、喜ぶ平野歩夢=コッパーマウンテン(ゲッティ=共同) Photo By ゲッティ=共同
 【冬季デュー・ツアー最終日 ( 2023年2月26日    米コロラド州コッパーマウンテン )】 スノーボード・ハーフパイプ(HP)男子で、昨年の北京五輪金メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が96・66点をマークし、同大会初優勝を飾った。平野歩の公式戦優勝は、北京五輪以来約1年ぶり。18年平昌五輪7位の片山来夢(バートン)は90・00点で3位に入った。
 4回のランのベストスコアで争う方式で、平野歩は1、2回目はミスが出て得点が伸びず。しかし3回目にダブルコーク1440など横4回転技のコンボを含むルーティンを決めて93・00点を叩き出すと、最後のランでは1440のコンボ、1260のコンボを含むルーティンを披露し、さらに得点を伸ばして見せた。

 五輪やXゲームを制している平野歩だが、プロの招待大会でも最大級の規模を誇るデュー・ツアー制覇は初めて。「僕がこれまで勝ったことがない唯一のメジャー大会だったので、めちゃくちゃうれしい。(2位の)ゴールドや片山、その他の全ての選手が情熱的なライディングをしていたので、僕もベストを見せたかった。楽しかった」と喜びを表現した。

 平野歩は1月下旬の冬季Xゲームで北京五輪以来の実戦復帰を果たして6位。返す刀で2月初旬にはアラブ首長国連邦のシャルジャで開催されたスケートボード・パーク世界選手権に出場し(予選敗退)、再び板を乗り換えて今大会に臨んだ。わずか1カ月間に大陸をまたぎ、異なる2つの競技のビッグイベント3つに出場するという挑戦を、見事優勝で締めくくる形となった。

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