新入幕の武将山が抱負「圧力負けしなくなった。1日1番真っ向勝負で」

2023年02月27日 16:15

相撲

新入幕の武将山が抱負「圧力負けしなくなった。1日1番真っ向勝負で」
新入幕を果たし、番付表を手にする武将山(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は27日、大相撲春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付を発表した。入門から9年で新入幕を果たした武将山(27=藤島部屋)は師匠同席で会見し「素直にうれしいです。ずっと目指してやってきたので上がれたことはうれしく思います。選ばれた人しかいけないところだと思っていました」と喜びを表現した。
 2014年初場所で初土俵。地道に力をつけ、西筆頭だった初場所は9勝を挙げ十両は2年で通過した。「早いとか遅いとかは全く思っていなく少しづつ力を付けて上がれた。圧力負けしなくなったし、自分の押し相撲が少しは通用してきている。稽古場で前に出ることを意識した成果。工夫しながら考えながら稽古しました。若手と切磋琢磨(せっさたくま)しながらやっています」と手応えを口にした。

 藤島親方も「前から(幕内に上がれる)力はあった。ここ一番の局面で勝てる力がついてきた」と明かし、千秋楽で9勝目を挙げた1番が大きかったと振り返る。「精神面も成長したし、場慣れしてきた。相手に圧力をかけるのが魅力と思いますし、日々継続しているのが実っている」と評価した。

 師匠は新入幕は対戦相手が負けたくない気持ちが強くやりずらさを覚えることが多いと分析し「ノビノビ取れれば面白い」と期待をこめる。部屋頭として後輩からの信頼も厚い27歳は「一日一番の気持ちで真っ向勝負したいです」と抱負を述べた。

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