【新弟子検査】伊江島出身・中部農林高の島袋偉海、野村高の兵頭佑彌…高校相撲出身者が多数受検

2023年04月04日 20:53

相撲

【新弟子検査】伊江島出身・中部農林高の島袋偉海、野村高の兵頭佑彌…高校相撲出身者が多数受検
新弟子検査を受検した放駒部屋の島袋偉海(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲春場所の新弟子検査が4日、東京・両国国技館で行われ、受検した33人全員が身長1メートル67、体重67キロ以上(中学卒業見込み者は1メートル65、65キロ以上)の体格基準をクリアした。内臓検査の結果に問題がなければ7日に合格が発表され、夏場所(5月14日初日、両国国技館)の番付に載って序ノ口で初土俵を踏む。
 沖縄・中部農林高で全国高校総体32強の実績を持つ島袋偉海(しまぶくろ・いなつ=18、放駒部屋)は、沖縄本島の北西に位置する人口約4000人の伊江島の出身。兄弟子の十両・島津海(26)のように「中に入ってもろ差しで攻める相撲を目指しています」と目標を語った。

 愛媛・野村高出身の兵頭佑彌(18=押尾川部屋)は一昨年の全国選抜大会団体戦8強の実績を持ち、昨年の全国高校総体の個人予選では高校横綱の高山瞬佑(現序ノ口・豪ノ湖)から勝利を収めている。既にデビューしている大勢の同学年ライバルたちに「負けられない」と対抗心を燃やした。1メートル67、129キロの体で重心の低い押し相撲が持ち味。師匠の押尾川親方(元関脇・豪風)や大関・貴景勝(26=常盤山部屋)のような相撲をを目指しており「5年以内には関取に上がりたい」と目標を掲げた。

 香川・高松南高出身の三崎寛大(18=追手風部屋)は、高校から本格的に相撲を始めて3年時に全国高校総体と国体で64強の実績を残した。憧れは、同じ善通寺市出身で高松南高の先輩にもあたる元十両の希善龍。「同じ出身なのでそういう人を目指したい」と話した。

 他にも、神奈川・向の岡工業高の桑江ジャスティンと栃木・黒羽高の相馬伸哉(ともに二子山部屋)、大分・楊志館高の山口琉聖(九重部屋)、高知農業高の藤宗雄大(二所ノ関部屋)、熊本農業高の井上泰志(木瀬部屋)、神奈川工業高の米田隆志(阿武松部屋)と全国大会出場経験のある高校相撲出身者が名を連ねた。

おすすめテーマ

2023年04月04日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム