【新弟子検査】笠松競馬騎手の息子・森島優「相撲界のオグリキャップになる」しこ名は「大馬翔」

2023年04月04日 18:25

相撲

【新弟子検査】笠松競馬騎手の息子・森島優「相撲界のオグリキャップになる」しこ名は「大馬翔」
新弟子検査を終え、乗馬のポーズを取る追手風部屋の森島優(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲春場所の新弟子検査が4日、東京・両国国技館で行われ、受検した33人全員が身長1メートル67、体重67キロ以上(中学卒業見込み者は1メートル65、65キロ以上)の体格基準をクリアした。内臓検査の結果に問題がなければ7日に合格が発表され、夏場所(5月14日初日、両国国技館)の番付に載って序ノ口で初土俵を踏む。
 追手風部屋の森島優(15)は、笠松競馬所属の森島貴之騎手(34)を父に持つ。競馬場の敷地内に自宅があり、小学生の頃から乗馬を習ったり、馬が寝る時に使うわらを運ぶ仕事を手伝ったりと、馬が生活の身近な存在になっていた。体重51キロの父と体型は似ず「食べることが好き。特に甘いものが好き」とたくさん食べて大きな体に成長。「全力でできるものを見つけた」と地元・岐阜県笠松町の東海すもうクラブで小5から相撲を始めた。この日の検査で体重は102キロ、身長は合格ギリギリの1メートル66だったが「これから伸びると信じています」と笑顔を見せた。減量が“仕事”の父とは対照的に増量が仕事の相撲界へ。「逆の世界なので、そこも意識して頑張っていきたい」と話した。

 目標とする力士は、部屋の小結・大栄翔(29)。2月には笠松中学校まであいさつに来てくれたそうで「強いし、かっこいい」と憧れを抱いた。しこ名は、馬にちなんで「大馬翔(だいばしょう)」を名乗る予定。笠松競馬から中央競馬のスターに成長した名馬になぞらえ「相撲界のオグリキャップになる」と意気込んだ。

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